Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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ブリッジのエスプリ74  ウィーク2オープン対策の卓見  ‥バランシング

2023年03月29日 | ブリッジ
正統派的なれど、幾分保守的にも見える英国セント・アンドリュース大学のサイトから。(1〜3)
  1. ウィーク2オープン対策として、派手な小道具が一杯提供されて居るが、相手にするな。何れにせよ大部分は馬鹿げた物だ。大事なのは頭を使うことだ。
  2. ウィーク2オープン対策として、パスはもっと多用されるべきだ。危険を冒すな。最大得点でなくチョイ勝ちを目指せ。
  3. このことからバランシングでは、逆にパートナーが非常に強いハンドでパスして居る可能性を想定して、積極的でなければならぬ。

    米国英国著者による次の論述は、時代の変化、恐らく進歩を、感じさせる。(4〜6)

  4. ウィーク2オープンに対するバランシングも、他の場合同様に
    K1枚借りて来る
    のが良い。
  5. これに応じて、アドバンサーは、
    点     (ブログ筆者 3点でない❗️)
    自分のハンドから減らして判断する。
  6. ここで述べたやり方は攻撃的で、時に-1100になることもあるやも知れぬ。しかし十回中9回は成功する。

私は、プレイの力量とのバランスを別にすれば、4、5の主張に賛成です。これは3とも矛盾して居ない。

何れにせよどちらも堂々たる論説で、将来に亘って大いに参考になるだろう。

1NTオープンで以前起こったように、ここでも1点下がりはじめたのだなあ。
霊魂出現だ。
ブリッジ卓で良く見掛ける「背後霊」でなくて「懐古霊」かな❓
「回顧霊」くらいにしておかないと危ないかもね。
その一方で、1NTオーバーコールは、むしろ16〜18に戻りつつ
ウィーク2に対しては、2NTオーバーコールを16〜19とする立場に説得力が有る。

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