桃源郷 (中国雲南省)
【絵乃詞】 「桃源郷」のイメージは、中国でも、日本と似ているような。歴史的にはその逆で、中国の文化的センスが、日本に伝わり、更に繊細に発展したのでしょう。それは「常識」ではあるが・・・しかし
最近東北大の田中英道名誉教授を中心に、従来の「謬見」❓とは全く逆に、日本列島にこそ大陸より先に高度な文化が花開いていたという主張が展開されており(例えばあの華麗なる縄文土器を見よ)、東北地方ではないが、丁度境界ともいうべき越後生れ(一応3百余年前までは菩提寺の過去帳で遡れる。家系内伝承だと更に古いがまあそれは言わない方が良さげです。)の者としては、半ば信じたい気持ちが有ります。
承前。
BD7にはブラックウッド禁忌(タブー)、即ちCTRL(コントロール)が無いダブルトン(以上)が双方に有った。つまりブラックウッド(現代ではRKC)に入る前に、CTRLビッドで禁忌がパートナーによって克服されるか否か確認せねばならぬ。
もしこの技術が無いのであれば、このE-Wはハミルトン戦略に従って、スラムトライを諦めるのが賢かったのでしょう。
ブラックウッド禁忌については、先日或る人が、ダブルトンだから2ルーザーで済む。5台で止まるから問題無いと主張して居ました。
しかしそれは、他の3つのスーツにAKが全て有る場合のことで、Aceは言うに及ばず、Kが1枚でも抜けて居たら、今回のように2度に1度はダウンしてゲームの出来落ちという大失点になる。
念のためですが、単なるゲームの出来落ちなら、ノンバルでも50%メイクすれば、チーム戦乃至IMPペア戦では勝てる。しかし今のようなケースでは100%ゲーム(4M)がメイクする一方で、スラムトライしたほうは50%ダウンするのだから、全然割りが合わない。
(その頻度がただの結果論でなく非常に高いから、このタブーが基本中の基本の一つとして教え継がれている。甘く見てはいけない。
つくばでは、ちゃんとしたブリッジグループなり教室で系統的な教育を受けていないか、一定レベルのプレイヤーと交わって切磋琢磨したことがないプレイヤーが、今の時代でも自信を持てて居るのですかねえ。一種のブリッジ「桃源郷」として値打ちが有るのやも知れぬにしても・・・
せめて大勢居る教師(として行動して居られる人達)の層だけでもきちんとやってくれないと、様々な点で悪影響が広がり、地域全体のブリッジの水準が劣化するばかりです。
ただし以上はあくまでも一般的な心得で有り、今回のビッドの経過については、タブーを冒すべき何らかの根拠が有ったのやもしれませぬ。)
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