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楽園のブリッジ5 外務大臣杯つくば予選⑷ パートスコア… 意外な事実

2022年07月09日 | ブリッジ

南無妙法蓮華経 御冥福を
(狙撃者の元海自隊員[グレーTシャツ]も写って居る。)

ここまで、Xさんペアのスコアでの⑴3NTのゲーム、⑵4M(5mコントラクト無し)のゲーム、そして⑶スラムの実態とMPとの関係を調べて来ました。全52ボードのほぼ半分の24ボードだった。それで得点と失点の正体は、或る程度浮かび上がって来たけれども、まだおぼろなものです。

已む無く残り28ボードのパーシャルについても、眼を通すことにしました。先ず見やすくするため9通りの分類記号を決めます。MP+(-)とは、得点がアベレージの3を超えた(下回った)場合です。
  • 自分側がデクレアしてメイク   ◎ MP+ 、◉ MP- 
  •  〃 〃 ダウン(「′」付き) ◎' MP+、◉' MP-
  • 相手側がデクレアしてメイク     ◯ MP+、 ● MP-、Φ MP±0
  •  〃 〃 ダウン(「′」付き) ◯' MP+、●' MP-
朝: ◎◎◎◎ ◉ ◎'       ◯◯◯ ◯'  ● ●' Φ   (13ボード)
昼: ◎◎◎◎ ◉◉ ◉'◉'  ◯◯◯◯ ●●●        (15ボード)
  1. ダウンは双方とも少ない。(後述)
  2. 自分達のデクレア回数が比較的多い。(点〔絵札、HCP〕が来なかった)ゲームビッドとは様変わり。
  3. 自分達はどちらも半数以上の8ボードでMP+。これ又MP-過多のゲームビッドとは様変わり。
Xさんペアは朝3位(57.4%)、昼10位(44.9%)だった。パーシャルの+-だけで見ると、朝は8勝4敗1引分けで、MP合計は50。パーシャル平均3.8。昼は8勝7敗だけれども、パーシャル合計MPは47.5。平均3.2で僅かに浮いては居る。🗡

  • チーム乃至IMPプレイヤーは、ゲームやスラムの判断とセフティメイクが得意な筈で、パートスコアの細かいトリック差で儲けるのは苦手だと見られますが、今回の戦績で見る限り、意外にも後者のほうがマシだったことになります。
  • 又パーシャルの競り合いがシビアな時代なのであれば、もっとダウン(して尚且つ勝つ=MP+)ケース、記号では◎′や●′、が多くなっていても良い筈ですが、存外そうなっていません。
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🗡有名なカルバートソンVSレンツ試合は、1931.12月から1932.1月に掛けて150ラバー行われ、前者の77勝73敗で122,925 対 113,945だったが、統計専門家からは有意差無しと見られがちである。つまりこの種の数字を精密にいじっても無意味な一面が有る。

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