Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
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猛獣を木の柵に閉じ込めた by川勝知事

2018-07-02 | カフェ
県が森林法による林地開発許可を出しました。

静岡朝日テレビのとびっきり!しずおかから。


伊東市のメガソーラー計画についてこれまで建設反対を表明していた川勝知事が県として開発を許可する判断を下しました。

川勝知事:「書類上問題なければこのような形でしっかりとした縛りをつけて一応森林法上の4つの条件を満たしていると言わざるを得ないということでございます。」

伊東市八幡野に計画されているメガソーラー建設を巡っては先月林地開発を認めるかどうかを審査する県の森林審議会が法律上は適合とする答申をしていました。

これを受け最終的な判断を行う川勝知事は今日付けで許可を出しました。一方で土砂災害対策や希少生物の保護など10項目の許可条件を付け、従わない場合は許可取り消すとしました。

ただ伊東市の小野達也市長が適用されると明言していた市のメガソーラー規制条例については強制力の伴わない行政指導として遵守を求めるにとどめました。
行政指導については順守は求められますけれども、反したからといって何らかの取り消しまではできない。
そのうえで川勝知事が今後注視していくとしたのは、国の再生可能エネルギー特別措置法いわゆるFIT法です。FIT法は地元自治体の条例を含む関係法令の規定を順守することと定めており、違反した場合はこの計画の認定を取り消すことができるとしています。今後伊東市は事業者が着工した場合、条例違反を理由にした認定取り消しを求め国と協議を進めていくとしています。

佐野副市長:「もし条例に違反するという事実があれば、それについては迅速に経産省に報告をしてFIT法による指導についても連携しながら対応をお願いしたいと思っています。」

ただ事業者は工事はすでに着手済みで条例違反にならないと主張しています。

伊豆メガソーラーパーク合同会社の担当者;「条例の対象案件ではないと思っていますので、一度伊東市にこういう考えだから条例にひっかからないと説明したい。」

建設に反対してきた市民団体は、「厳しい条件を付けてくださったことを重く感じています。林地開発許可については行政訴訟として取消訴訟をしていきます。」
川勝知事は今回の苦渋の決断を次のように例えました。

「猛獣を木の柵の中に閉じ込めたつもりでおります。しかし、なかなか手ごわい猛獣ですので、木の柵は破られるかもしれません。ですから、これは鋼鉄の柵に変えないといけない。鋼鉄の柵は、私は、県としては設けられない。」

では、取材をしている県政担当の岸上記者に聞きます。

知事は事業者を猛獣に例えて、木の柵は破られるかもしれないと言っていましたが、これはどういう意味なのでしょうか?
岸上:究極的に言いますと、県はもう工事は止められないということを言いたいんだと思います。今日の川勝知事は口調こそいつも通りの淡々としていましたが、何ともいえないすっきりしないものを感じる、あるいは個人的には(聞き取り不能)な倫理的な規範が事業者側にあるのか疑念が残る。 そこかしこに苦渋の決断を思わせるような言葉がにじみ出ていました。
司会:そういった思いがあるのであれば不許可という判断はできなかったのでしょうか。
岸上:できなくはないんですけれども、不許可とした場合、事業者側から訴えられるという訴訟リスクが発生してきます。この間、県の幹部を取材してきましたが、あらゆる想定をする中で県が最も気にしていたのが訴訟リスクでした。ある幹部は地元市長の反対を理由に不許可とした例はないわけではない。その時は自治体側が裁判で敗訴した判例もあるといった話もしていました。そうした点も考慮して、許可の判断を出して、法律上認められる県の最大限の縛りを付けましたが、それは弱い木の柵でしかなく、それ以上は伊東市や経産省に、他力に頼らざるを得ないというのが今回の判断の実態だと言えると思います。伊東市の関係者から、県は訴訟を恐れて逃げ腰だとか責任の丸投げだという声も上がってきています。
司会:経産省は鋼鉄の柵を作るという可能性はあるんでしょうか。
岸上:はい、FIT法という、FIT法の中には関係法令を遵守しない場合認定の取り消しができるという記載があります。法令を所管する経産省にも取材しました。担当者の方は伊東市の状況についてある程度は把握しているようではありましたが、しかし、そもそも、市の条例がこの関係法令にあたるのかどうか、あるいはそもそも、条例違反かどうかについても、市から通知が来て以降の検討判断になるということで、まさしく知事も言っていましたが、鉄の柵を作れるかどうかは国の判断に委ねられるということになります。
司会:こうした状況の中で事業者は工事に着手するんでしょうか。
岸上:はい、事業者側は法律の判断が出そろえば、着手できるという姿勢は一貫しています。条例違反ではないという主張はずっと自信を持って言っています。次の焦点は事業者がいつ次の工事に着手するのか、その時に伊東市の訴えに対して経産省はどのような判断を示すか、こういった点に移っていくと思います。(2018.7.2 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

次はSBSのイブアイしずおかの動画ニュースです。



伊東市のメガソーラー問題で県が結論を出しました。川勝知事は7月2日午後、臨時会見を開き、「建設計画を認める」と発表しました。県の許可が出たことによりメガソーラー計画は、より具体性を帯びたことになります。
 川勝知事は厳しい表情で、長く懸案だった問題に許可を出しました。これは、民間企業が伊東市の山林約40haを伐採してメガソーラーを建設しようとしている計画です。
 地元住民や漁業関係者が景色や環境への影響を心配し、建設予定地では企業側との衝突もありました。知事は7月2日、許可を出すにあたり、工事中に土砂が流出しないよう万全を期すことなど10項目の条件を付け、従わない場合は許可を取り消すことがあるとしました。しかし限界があることをこう例えました。
 また許可の条件として6月に施行された伊東市のメガソーラー規制条例についても遵守することを求めましたが。
 そのうえで知事は、地方自治体のメガソーラー規制条例を尊重するよう定めたFIT法という法律に基づき、国がどういう判断をするかがカギだとしました。
 県としての限界が知事の言葉にはにじみます。
 一方、企業側は2日の知事の許可を受けて「県の事業許可が下りたので工事ができる条件が揃ったと認識している。工事を進めるタイミングは弁護士と協議しながら進めていく」としています。




知事が条件付きながら開発の許可を出したことについて、地元の伊東市の反応です。
 伊東市は、企業側の書類の不備が訂正されていないため、まだ最終的な許可は出していません。しかし早ければ今週中にも書類が揃い、許可を出さざるをえないとしています。
 実質的にこの計画を地方自治体で止めることは難しいとの見解を示しました。
 一方、反対住民グループは、伊東市の規制条例では計画は止まらないと考えています。
 県の許可については早急に裁判を起こす構えです。(2018.07.02 SBS イブアイしずおか)
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