レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

ごたごたカセット

2012-09-22 14:10:20 | 雑記
 ビデオカセットというものはDVDに完全におされてしまっているし、ブルーレイとかいうものまで出てきていてますますわからん状態になっている。 授業で映像を使う際、ごくごく一部の場面にだけ用があるならば、ビデオカセットのほうが、あらかじめそこに合わせておけばいいのでずっと便利なのだ。音声でもそういうことは言えるので、カセットを使う道もまだまだ残しておいてもらいたいものがと切に思う。

 本棚や押入れの整理をする時、カセットも問題になる。聞き潰して捨ててかまわないぶんもある、しかしそう長い時間使う機会が毎日あるものでもない。
 とっておきたいものもある。
 すでに20年以上まえの、私の好きな歌のとあるセレクトときたら、A面に『南京路に花吹雪』から4曲、『うる星やつら』から3曲、B面には『荒鷲の歌』『麦と兵隊』『空の神兵』『父よあなたは強かった』『暁に祈る』『戦友の遺骨を抱いて』、『ペリカンロード』から『Endless my love』、『シャンペン・シャワー』から『ファイター』(マルロのテーマのかっこいいバージョン)、『荒野の天使ども』から『First Love』という内容。 笑ってしまう硬軟極端な収め方。
 『麦と兵隊』は三浦洸一が最高である。きりっとした美声で、悲壮感も叙情性もたっぷり。
 これらはレコードから録音したのだけど、いまはレコードプレーヤーさえもめったにないのだろうな。私もすでに持ってないし。
 先日、CDラジカセを新しく買ったけど、「カセ」の部分のある品もいずれなくなるのだろうか。それはいやだ。

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