レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

夏恒例、文庫フェア

2011-07-03 05:15:00 | 
「発見!角川文庫2011 」
「新潮文庫の100冊 2011 」
「集英社文庫 ナツイチ 」

 この三社の100冊フェアも風物詩である。私の行きつけ書店ではもう始まっている。
 しかし、景品はどれも欲しくはない。
 角川文庫はおととしまではブックカバーで、もらいたいデザインがいくらかあったものだけど、去年から携帯ストラップで私には実用的なものではない。
 集英社文庫は、去年までは携帯ストラップだったけど今回はスタンプ。でもあのハチの絵の品をもらいたいとか思わないのでこれもいらない。もっと実用的な品のほうがいい。
 そして、毎年品が替る新潮文庫であるが、今年はキーホルダー。いらない。スウェーデンの陶芸家のデザインによるパンダだというが・・・かわいくない! でも、某掲示板ではこれをもらおうという人が若干はいるので多少ほっとするのも事実。でも、モンクのほうを多く目にするし、新潮社には今後考え直してもらいたい。
 ラインナップを買いたいかといえば、新潮はほとんどない。集英社は、マンガ家によるカバーのうち、読んだことがなくて絵も悪くはない(読んだことないマンガ家だけど。ここの特製カバーはだいたい真っ当だと思う。いつぞやの角川の太宰が最悪)『怪盗ルパン 奇巌城』は買うつもり。
 角川が、気乗りするものがいちばん多い。まず確実なのは、ヤマザキマリさんのカバーによる『ギリシア・ローマ神話』。なるほど妥当な人選だ。(ニーチェに「萌え絵」はひどいだろう) この人の絵ならば古典でも違和感なくはまるので、今後どんどん使ってもらいたい。

 今年、3社で全部入っているのは、『こころ』、『人間失格』、『銀河鉄道の夜』、『星の王子さま』。


コメント (2)
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