一日の終わりに

良性のはずだった右胸のしこりが、検査の結果一転悪性の可能性あり。
わたしって乳がん?

たまには落ちてみるのもいい

2011-02-23 22:06:02 | 術後一年目~
今日はいつもの病院でゾラの注射だった。
過去最高に早く終わり、
病院の滞在時間は、30分弱。
こりゃ、すごいぞ…というくらいの早さ。

昨日も出かけてたものだから、二日続きのお出かけとなり、
なんとなく体がだるい。
病院から早く帰れた分、パソコンの前でダラダラしていた。
それがよくなかった。

久しぶりに、本当に久しぶりに、闘病ブログというものを見た。
お気に入りからは消していない。

その中で、告知の時のことを書いたものを見た。
そして、自分のことを思い出した。

駐車場でダンナに電話したこと、
友に連絡をとって、コーヒーをごちそうになったこと…。
ブログを読んでいて、あのときの自分がいきなり甦ってしまった。

ぽろっ…と涙がこぼれる。
一人の場では素直に泣いちゃおう。
そして思わず、友にメールした。
返事に困るだろうから、スルーされるか…と思っていたのに、
しばらく経って返事が返ってきた。
懸命に返事を考えてくれたことが嬉しかった。

ふと思う。
どうして今ごろ、落ちちゃったんだろう。

先日の夫のお兄さんに言われた言葉が引っかかっている。
「ららさんは治ったも同じようなもんだから」
こう言われた。

義兄さんは前立腺ガンで骨転移している。
抗がん剤での治療を受けている。
いま、この時点で比べると、
わたしのほうが「軽い」となるのだろう…か。
わたしはこの言葉を聞いても何も言えなかった。
まだ、治ったとのお墨付きがもらえる状態でもないのに。

5年後、10年後ってどうなっているだろう。
今、なんともなく元気であるように見えるわたしも、
実のところはわからない。
二人を比べて何になるのだろう。

なんかね。ちょっとマイナス思考かも。
でも、そんな日があってもいいな…とも思う。
できれば一人でひっそりと涙するほうがいいのかもしれないけど。