高校生や小中学生が被害者になったり、逮捕されたりする事件の目立つ一週間でした。イヤホン女性を狙う連続ひったくり高１少年、ブログでの中傷で高１少女自殺、ガールフレンドを刺して自殺を図った高３…。
京都の女子高生殺害では、顔見知りの犯行が疑われながら、すでに事件から１カ月。防犯カメラの映像が公開されました。
■殺された女子高生…隣の自転車男は誰だ
黒っぽい上着の背中に白ライン、野球帽のような帽子。
殺された小杉美穂さん（１５）の隣で、自転車を押しながら歩いている男性。
京都・舞鶴の女子高生殺害事件で、事件直前の防犯カメラ映像が公開された。
「顔見知りの可能性が高い」と捜査本部がみているこの男性は、誰なのか。
千葉では、高３男子が交際中の女生徒を包丁で切りつけ、自分も自殺を図った。
首つり自殺した高１女子。
遺書には「ブログに『死ね』と書き込みされた」と書かれていた。
同学年の女生徒は、学校のカウンセリングで「書き込みしたかも」と話したという。
２人の間に何があったのか。
埼玉では、連続ひったくり犯容疑の高１少年が逮捕。
いずれもイヤホンをした女子大生が狙われていた。
夜道でのイヤホンや携帯電話の“ながら歩き”は、ひったくりや痴漢の絶好の標的だ。
出会い系サイトで知り合った男に強姦目的で監禁されそうになった女高生は、車から飛び降りて逃げようとし、頭の骨を折る重傷。
出会い系サイトの危険も、さんざん語られているのだが…。
■性犯罪…狙われる子供たち
自宅に泊めた教え子の女子中生に暴行したとして、フィギュアスケートのコーチが逮捕された。
この有名コーチは、競技会前に“合宿”と称してよく小中学生を泊めていたという。
毒牙にかかったのは、この子だけだったのか。
交通死した子供の写真をネットで無断掲載した「クラブきっず事件」で有罪判決を受けたあの元小学教諭が、執行猶予期間中に逮捕された。
小学校に無断侵入し、運動会の写真を盗撮していたという。
男性教師だけではない。
中２の教え子と性的関係を持った２８歳の女性教諭が、北海道で懲戒免職に。
「ダメと思っていたがひかれてしまった」。
性犯罪ではないが、これはいったい何なのか。
「小学生に指をさされて笑われた」と、３２歳の男が児童の列に車で突っ込んだ。何かが壊れているのか。
■官僚の「タクシー接待」って何だ？！
また官僚の不祥事だ。
深夜帰宅する財務省の職員が、タクシーの運転手からビールやおつまみの接待を受ける慣行が広がっていたことが発覚。
中には、現金や金券２２５万円分を受け取っていた幹部もいた。
調べてみると出てくる出てくる、民主党調査では１３省庁２１７人が３２００回にわたり“タクシー接待”。
翌日の官房長官の発表では「５００人、１万２４００回」と増える一方だ。
これを受け、財務相は「厳正に対処」、福田首相は「当たり前のことが守られていない」と適切な対応を約束したが、さて。
■オバマ来た！どうするヒラリー？
やっぱりオバマだ。米大統領選の民主党候補に、オバマ氏がようやく確定した。
指名争いで代議員の過半数を獲得し、「私が党候補になる」と３日夜に勝利宣言。クリントン氏との５カ月にわたる激戦に決着をつけ、共和党のマケイン候補との対決に焦点は移った。
そのヒラリー・クリントン氏は、この時点では進退表明を見送り。
撤退を惜しむ声や「副大統領に」との意見も出る中、どのような形で今後につなげる戦略を立てるか、やはり目が離せない。
防犯カメラに写った小杉美穂さんとみられる女性（左）と自転車を押す男性＝５月７日未明、京都府舞鶴市（京都府警提供）
なお、オバマ氏の指名確定に、かねてから応援していた福井県小浜市や長崎県・小浜温泉では「さあ次は大統領」と大喜びだ。
■被災者の困難は続く…四川大地震
四川大地震からもうすぐ１カ月。
土砂崩れで各地にできた「せき止め湖」が決壊する危険が高まっており、排水や爆破など、必死の防災作業が続けられている。
そんな中、倒壊した小学校では児童らの追悼集会が開かれ、親たちが校舎の手抜き工事を追及。
しかし、中学校倒壊の責任をめぐって提訴しようとした保護者１５０人は警察に阻止され、それを取材していた日本人記者２人が拘束される騒ぎも起きた。
大災害の原因をめぐる風説も。チベット騒乱なども含め、「五輪マスコットが元凶だ」とする迷信が庶民の間で広まっているという。
風説といえば、米女優シャロン・ストーンさんが「地震はチベットのカルマ」発言について先の謝罪を否定、「私は謝らない」と発言した。
そんな中、北京五輪の開催が近づいているが、組織委は「行動に注意」「秩序を乱すな」などとした外国人向け指南書を作成。
前時代的な内容に、五輪への不安を抱かせた。
■「東京五輪再び」なるか？
東京五輪の再来か。
２０１６年夏季五輪招致レースで、東京が第１次選考を１位通過した。
アジア票を奪い合う可能性が高かったカタールのドーハは落選。
カネまみれの招致活動がかえって敬遠された、との見方も…。
石原都知事は「これからが勝負。坂の上の雲をつかもう」と笑顔を見せたが、東京の泣き所は、１次選考に残った４都市で、国民の支持率が一番低いこと。
機運盛り上げが課題だが、さてどうなりますか。
スポーツの話題では、サッカー日本代表のオシム前監督が、脳梗塞から生還後、初の会見。
「ベンチに座りたいが、ベンチで死にたくはない」「日本の選手はもっと走れ」と相変わらずのオシム節でファンを安心？させた。
一方、協栄事務と契約解除した亀田兄弟の「身分預かり」について、東日本ボクシング協会が申請却下確実に。
亀田一家は独立することになりそうだ。
■世知辛い世…“星”に“きぼう”を
こんな時代こそロマンを大切に。日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんを乗せたスペースシャトルが３１日夜、無事打ち上げ成功。
国際宇宙ステーションと順調にドッキングし、日本実験棟「きぼう」船内実験室の設置に成功。
星出さんがきぼうに初入室し、日本独自の“宇宙研究室”がスタートした。
宇宙といえば、火星に着陸した米探査機フェニックスは、着陸時の噴射で露出した地面の下から白い物体を発見。
探していた「火星の氷」である可能性が高いという。
■芸能人も大変だ
芸能人には割と受難の一週間だったかも。嵐の櫻井翔さんが公演のリハーサル中に舞台から転落、指を骨折する事故。
米女優のテータム・オニール容疑者はＮＹでコカイン所持で逮捕。女優の大空真弓さんは長男が覚醒剤所持で懲役２年を求刑された。
女優の仲間由紀恵さんは、乗用車を運転中に住宅街で接触事故。記事をよくよく読むと、実は誰でも１、２回はやっていそうな軽微な事故なのだが…芸能人も大変だ。
一方、「羊水」失言問題で活動を自粛していた歌手の倖田來未さんは、４カ月ぶりにテレビ復帰。
“禊を済ませた”といえそうだ。プロ野球・巨人の野間口貴彦投手との交際が明らかになった人気モデルの押切もえさんは、米国旅行が原辰徳監督にバレたエピソードなどを堂々と披露、逆に好感度を上げたようだ。（2008.6.7 MSN）
高校生が危ないっていうか、単に危機管理能力の欠如だよね
親も学校もしっかりと教育しないといけない
京都の女子高生殺害では、顔見知りの犯行が疑われながら、すでに事件から１カ月。防犯カメラの映像が公開されました。
■殺された女子高生…隣の自転車男は誰だ
黒っぽい上着の背中に白ライン、野球帽のような帽子。
殺された小杉美穂さん（１５）の隣で、自転車を押しながら歩いている男性。
京都・舞鶴の女子高生殺害事件で、事件直前の防犯カメラ映像が公開された。
「顔見知りの可能性が高い」と捜査本部がみているこの男性は、誰なのか。
千葉では、高３男子が交際中の女生徒を包丁で切りつけ、自分も自殺を図った。
首つり自殺した高１女子。
遺書には「ブログに『死ね』と書き込みされた」と書かれていた。
同学年の女生徒は、学校のカウンセリングで「書き込みしたかも」と話したという。
２人の間に何があったのか。
埼玉では、連続ひったくり犯容疑の高１少年が逮捕。
いずれもイヤホンをした女子大生が狙われていた。
夜道でのイヤホンや携帯電話の“ながら歩き”は、ひったくりや痴漢の絶好の標的だ。
出会い系サイトで知り合った男に強姦目的で監禁されそうになった女高生は、車から飛び降りて逃げようとし、頭の骨を折る重傷。
出会い系サイトの危険も、さんざん語られているのだが…。
■性犯罪…狙われる子供たち
自宅に泊めた教え子の女子中生に暴行したとして、フィギュアスケートのコーチが逮捕された。
この有名コーチは、競技会前に“合宿”と称してよく小中学生を泊めていたという。
毒牙にかかったのは、この子だけだったのか。
交通死した子供の写真をネットで無断掲載した「クラブきっず事件」で有罪判決を受けたあの元小学教諭が、執行猶予期間中に逮捕された。
小学校に無断侵入し、運動会の写真を盗撮していたという。
男性教師だけではない。
中２の教え子と性的関係を持った２８歳の女性教諭が、北海道で懲戒免職に。
「ダメと思っていたがひかれてしまった」。
性犯罪ではないが、これはいったい何なのか。
「小学生に指をさされて笑われた」と、３２歳の男が児童の列に車で突っ込んだ。何かが壊れているのか。
■官僚の「タクシー接待」って何だ？！
また官僚の不祥事だ。
深夜帰宅する財務省の職員が、タクシーの運転手からビールやおつまみの接待を受ける慣行が広がっていたことが発覚。
中には、現金や金券２２５万円分を受け取っていた幹部もいた。
調べてみると出てくる出てくる、民主党調査では１３省庁２１７人が３２００回にわたり“タクシー接待”。
翌日の官房長官の発表では「５００人、１万２４００回」と増える一方だ。
これを受け、財務相は「厳正に対処」、福田首相は「当たり前のことが守られていない」と適切な対応を約束したが、さて。
■オバマ来た！どうするヒラリー？
やっぱりオバマだ。米大統領選の民主党候補に、オバマ氏がようやく確定した。
指名争いで代議員の過半数を獲得し、「私が党候補になる」と３日夜に勝利宣言。クリントン氏との５カ月にわたる激戦に決着をつけ、共和党のマケイン候補との対決に焦点は移った。
そのヒラリー・クリントン氏は、この時点では進退表明を見送り。
撤退を惜しむ声や「副大統領に」との意見も出る中、どのような形で今後につなげる戦略を立てるか、やはり目が離せない。
防犯カメラに写った小杉美穂さんとみられる女性（左）と自転車を押す男性＝５月７日未明、京都府舞鶴市（京都府警提供）
なお、オバマ氏の指名確定に、かねてから応援していた福井県小浜市や長崎県・小浜温泉では「さあ次は大統領」と大喜びだ。
■被災者の困難は続く…四川大地震
四川大地震からもうすぐ１カ月。
土砂崩れで各地にできた「せき止め湖」が決壊する危険が高まっており、排水や爆破など、必死の防災作業が続けられている。
そんな中、倒壊した小学校では児童らの追悼集会が開かれ、親たちが校舎の手抜き工事を追及。
しかし、中学校倒壊の責任をめぐって提訴しようとした保護者１５０人は警察に阻止され、それを取材していた日本人記者２人が拘束される騒ぎも起きた。
大災害の原因をめぐる風説も。チベット騒乱なども含め、「五輪マスコットが元凶だ」とする迷信が庶民の間で広まっているという。
風説といえば、米女優シャロン・ストーンさんが「地震はチベットのカルマ」発言について先の謝罪を否定、「私は謝らない」と発言した。
そんな中、北京五輪の開催が近づいているが、組織委は「行動に注意」「秩序を乱すな」などとした外国人向け指南書を作成。
前時代的な内容に、五輪への不安を抱かせた。
■「東京五輪再び」なるか？
東京五輪の再来か。
２０１６年夏季五輪招致レースで、東京が第１次選考を１位通過した。
アジア票を奪い合う可能性が高かったカタールのドーハは落選。
カネまみれの招致活動がかえって敬遠された、との見方も…。
石原都知事は「これからが勝負。坂の上の雲をつかもう」と笑顔を見せたが、東京の泣き所は、１次選考に残った４都市で、国民の支持率が一番低いこと。
機運盛り上げが課題だが、さてどうなりますか。
スポーツの話題では、サッカー日本代表のオシム前監督が、脳梗塞から生還後、初の会見。
「ベンチに座りたいが、ベンチで死にたくはない」「日本の選手はもっと走れ」と相変わらずのオシム節でファンを安心？させた。
一方、協栄事務と契約解除した亀田兄弟の「身分預かり」について、東日本ボクシング協会が申請却下確実に。
亀田一家は独立することになりそうだ。
■世知辛い世…“星”に“きぼう”を
こんな時代こそロマンを大切に。日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんを乗せたスペースシャトルが３１日夜、無事打ち上げ成功。
国際宇宙ステーションと順調にドッキングし、日本実験棟「きぼう」船内実験室の設置に成功。
星出さんがきぼうに初入室し、日本独自の“宇宙研究室”がスタートした。
宇宙といえば、火星に着陸した米探査機フェニックスは、着陸時の噴射で露出した地面の下から白い物体を発見。
探していた「火星の氷」である可能性が高いという。
■芸能人も大変だ
芸能人には割と受難の一週間だったかも。嵐の櫻井翔さんが公演のリハーサル中に舞台から転落、指を骨折する事故。
米女優のテータム・オニール容疑者はＮＹでコカイン所持で逮捕。女優の大空真弓さんは長男が覚醒剤所持で懲役２年を求刑された。
女優の仲間由紀恵さんは、乗用車を運転中に住宅街で接触事故。記事をよくよく読むと、実は誰でも１、２回はやっていそうな軽微な事故なのだが…芸能人も大変だ。
一方、「羊水」失言問題で活動を自粛していた歌手の倖田來未さんは、４カ月ぶりにテレビ復帰。
“禊を済ませた”といえそうだ。プロ野球・巨人の野間口貴彦投手との交際が明らかになった人気モデルの押切もえさんは、米国旅行が原辰徳監督にバレたエピソードなどを堂々と披露、逆に好感度を上げたようだ。（2008.6.7 MSN）
高校生が危ないっていうか、単に危機管理能力の欠如だよね
親も学校もしっかりと教育しないといけない