今年2009年4月から、とうとうJICA(ジャイカ)のプロジェクトがRN州MOSSORO市(NATAL市から約350km)で始まった。どういったものか?と言うと。。。。
ブラジル政府が貧困な土地を日本政府へ提供。その土地を日本政府が肥やし、その村民に農業等を教え、将来に繋げると、4年ほどのプロジェクト。まあ聞けば簡単そうなものである。。。
その場所に選ばれたのが、今回Rio Grande Do Norte州のMOSSORO(モソロ)市となったのである。ま、NATALの人が話すMOSSOROについての有名な噂話は。。。
“外にね、フライパンを置くったい。でね、生卵があろうが、それば割ってんしゃい。目玉焼きが出来ろうが。(今日は、“バッテン荒川”風で。。)”と、言われるくらい内陸部に位置する為、じりじりと想像以上に暑いのである。。。
ここはブラジル。しかも、ノルデスチ(東北)地方なのである。
ノルデスチと言うと。。。ブラジルの中でも発展した州等からは、“牛”や“ロバ”扱いされているとてものろまで馬鹿な集団と言われてるのだ。
今回、そんなことすら知らずに勇気(?)をもって立ち上がった団子3兄弟(ま、本人達曰く、“闇の組織一族”だと言ってましたが、無理無理っ)がやってきた
(NATALポンタネグラのデニッシュバーにて。)
左から。。。今回このプロジェクトの総監督として呼ばれた農学博士の渡辺直人チーフ。東北、山形県、庄内(映画おくりびと、武士の一文なので、撮影現場のなった有名な場所。)出身。寅年
真ん中は。。。小林大輔“会計士”(自称)北陸、新潟出身。このプロジェクトの全ての会計を任されている。35歳、寅年。
右に。。。ANA KOJIMA女史 日系ブラジル人。マットグロッソ州出身。今回のプロジェクトでは、秘書、また通訳、そして警備(?)として担当。戌年。
彼らのプロフィールを少しご案内しよう。
渡辺チーフ:農業分野の国際技術協力の仕事に関わり中東のヨルダン,アフリカのマラウイ,東ティモール,パキスタン(アフガニスタン国境),スワジランド等で多くの貧困な村に多くの技術を教えてきた農学博士。
一番好きな国はアフリカだとか。
30年前には、ホンジュラス(教員養成大学講師とロサンゼルスオリンピック水泳強化コーチ資格を持っているので)に2年滞在していたり、渡辺貞夫の音楽学校に通い編曲もやるという。。(ま、今回のプロジェクトで役にたつか。。。)
ブラジルは一度、15年前に森林調査で。
“ノルデスチは初めてだが、後進国で何かを開発するのはとてもやりがいがある!”と
言っていましたが。。。
MOSSORO(モソロ)は、都市が非常に発展している割にどちらこちらがとてつもなく田舎だったりするのだ。。
最近では、免許証の事で警察に“この免許証では、運転は出来ません!”と言われたり、携帯を作るのに3ヶ月を要したり、街に郵便局が実は無い!等。。。
“訳が分からない!もう無理っ。帰るっ!!”とまだ来て2ヶ月ですが、ノルデスチならではの洗礼をたっぷり受けている模様。(ま、私から言えば、まだまだ屁のような洗礼であり。。。まだまだ醍醐味には触れていないようである。。これからが愉しくなるところでーす)
その割りに、有名な避暑地でもあるMARTINSに事務所を構えようかぁ等、呑気な事も言っているのである。。
山形弁講座:バスから降りる→バスから落ちる
ま、おくりびとのDVDと柿の種まで頂き、そしてたまにの日本語の会話。有難いばかりなのである。
ANA女史。。
上記のような渡辺チーフのお守りをしているこのプロジェクトではなくてはならない存在。
彼女の履歴書は凄い!!!このJICAの仕事の他に。。。。
1、現ブラジル国立大学講師。
2、経営コンサルタント取締り役
3、何故か、獣医。。。
4、そして、銃の達人なのである。
どれも、凄い。。。
最初1ヶ月の契約でやってきた彼女でした。が、もう既に更新してしまったらしく嫌なのか、嬉しいのか。。。まだ6ヶ月ほどいることになったそうだ。ま、ANA女史でないと務まらないような気もする。。
そんな彼女に着いて来れる素敵な彼氏募集中っ。
小林会計士。
何故、背中を向けているか?と言うと、写真に魂を取られたくないのである。
毎日、何百と言う数のレシートの計算に追われている毎日だ。
彼は、今回のプロジェクトでは一番の若手。ぐいぐいとこの上記の二人を引っ張って行ってる役割を持つ。そして、盛り上げ役でもあるようだ(ま、所謂お調子者)。
以前、ブラジルで何度もJICAの仕事を引き受け、サンパウロ在住の頃には、夫婦でブラジルに移住し、その間に子供までも授かり、何と永住権までも取得してしまった(*ブラジルでは、どんな子供でも、ブラジルで出産された子はブラジル人として扱われ、その両親も永住権を申請することが出来る。)と言う。働きに来たのか、永住権欲しさに計画的な犯行だったのかは未だにベールに包まれたままである。。
しかも、運転免許証は、更新し忘れ失効になったものの、ブラジルの永住権は忘れないようにちゃんと2年に一度はブラジルに来て更新しているのある。
現在、ブラジルにて自動車教習所に通ってまーす。
彼も、サンパウロ等の在住経験等から、かなりノルデスチの生活には苦労しているようだが、何だか一人だけとても楽しんでいるようにも見えるのは、私だけだだろうか。。
何度も奥さんに電話をしているらしい。そんなに寂しがりやなのだろうか(亭主元気で留守がいい。)
3人とも、そんなこんなで初めてのノルデスチ生活に、かなり苦労しているようですが、私もせっかく日本語を喋れるチャンスを掴んだので、何としてもこの3人がノルデスチから逃げ出さないように、厳しく取り締まる予定である。。。
みなさーん、ノルデスチ地方だって、住めば都ですよぉぉぉ!!私は、こんなノルデスチ地方が好き。
JICAに興味をお持ちの方、発展途上国の手助けをしてみたい方、尋ねてみてはいかがですか??きっと、彼らのような素敵な人達に出会えるはずですよっ。
って事で、7月7日火曜日朝10時のLOVE FM The TIMESでは、MAXと、このダンゴ3兄弟についてお話しています。
曲は、"BOA SORTE-(GOOD LUCK)"
Ben Harper+Vanessa da Mata, (Brazilian singer) duet.
ブラジル政府が貧困な土地を日本政府へ提供。その土地を日本政府が肥やし、その村民に農業等を教え、将来に繋げると、4年ほどのプロジェクト。まあ聞けば簡単そうなものである。。。
その場所に選ばれたのが、今回Rio Grande Do Norte州のMOSSORO(モソロ)市となったのである。ま、NATALの人が話すMOSSOROについての有名な噂話は。。。
“外にね、フライパンを置くったい。でね、生卵があろうが、それば割ってんしゃい。目玉焼きが出来ろうが。(今日は、“バッテン荒川”風で。。)”と、言われるくらい内陸部に位置する為、じりじりと想像以上に暑いのである。。。
ここはブラジル。しかも、ノルデスチ(東北)地方なのである。
ノルデスチと言うと。。。ブラジルの中でも発展した州等からは、“牛”や“ロバ”扱いされているとてものろまで馬鹿な集団と言われてるのだ。
今回、そんなことすら知らずに勇気(?)をもって立ち上がった団子3兄弟(ま、本人達曰く、“闇の組織一族”だと言ってましたが、無理無理っ)がやってきた
(NATALポンタネグラのデニッシュバーにて。)
左から。。。今回このプロジェクトの総監督として呼ばれた農学博士の渡辺直人チーフ。東北、山形県、庄内(映画おくりびと、武士の一文なので、撮影現場のなった有名な場所。)出身。寅年
真ん中は。。。小林大輔“会計士”(自称)北陸、新潟出身。このプロジェクトの全ての会計を任されている。35歳、寅年。
右に。。。ANA KOJIMA女史 日系ブラジル人。マットグロッソ州出身。今回のプロジェクトでは、秘書、また通訳、そして警備(?)として担当。戌年。
彼らのプロフィールを少しご案内しよう。
渡辺チーフ:農業分野の国際技術協力の仕事に関わり中東のヨルダン,アフリカのマラウイ,東ティモール,パキスタン(アフガニスタン国境),スワジランド等で多くの貧困な村に多くの技術を教えてきた農学博士。
一番好きな国はアフリカだとか。
30年前には、ホンジュラス(教員養成大学講師とロサンゼルスオリンピック水泳強化コーチ資格を持っているので)に2年滞在していたり、渡辺貞夫の音楽学校に通い編曲もやるという。。(ま、今回のプロジェクトで役にたつか。。。)
ブラジルは一度、15年前に森林調査で。
“ノルデスチは初めてだが、後進国で何かを開発するのはとてもやりがいがある!”と
言っていましたが。。。
MOSSORO(モソロ)は、都市が非常に発展している割にどちらこちらがとてつもなく田舎だったりするのだ。。
最近では、免許証の事で警察に“この免許証では、運転は出来ません!”と言われたり、携帯を作るのに3ヶ月を要したり、街に郵便局が実は無い!等。。。
“訳が分からない!もう無理っ。帰るっ!!”とまだ来て2ヶ月ですが、ノルデスチならではの洗礼をたっぷり受けている模様。(ま、私から言えば、まだまだ屁のような洗礼であり。。。まだまだ醍醐味には触れていないようである。。これからが愉しくなるところでーす)
その割りに、有名な避暑地でもあるMARTINSに事務所を構えようかぁ等、呑気な事も言っているのである。。
山形弁講座:バスから降りる→バスから落ちる
ま、おくりびとのDVDと柿の種まで頂き、そしてたまにの日本語の会話。有難いばかりなのである。
ANA女史。。
上記のような渡辺チーフのお守りをしているこのプロジェクトではなくてはならない存在。
彼女の履歴書は凄い!!!このJICAの仕事の他に。。。。
1、現ブラジル国立大学講師。
2、経営コンサルタント取締り役
3、何故か、獣医。。。
4、そして、銃の達人なのである。
どれも、凄い。。。
最初1ヶ月の契約でやってきた彼女でした。が、もう既に更新してしまったらしく嫌なのか、嬉しいのか。。。まだ6ヶ月ほどいることになったそうだ。ま、ANA女史でないと務まらないような気もする。。
そんな彼女に着いて来れる素敵な彼氏募集中っ。
小林会計士。
何故、背中を向けているか?と言うと、写真に魂を取られたくないのである。
毎日、何百と言う数のレシートの計算に追われている毎日だ。
彼は、今回のプロジェクトでは一番の若手。ぐいぐいとこの上記の二人を引っ張って行ってる役割を持つ。そして、盛り上げ役でもあるようだ(ま、所謂お調子者)。
以前、ブラジルで何度もJICAの仕事を引き受け、サンパウロ在住の頃には、夫婦でブラジルに移住し、その間に子供までも授かり、何と永住権までも取得してしまった(*ブラジルでは、どんな子供でも、ブラジルで出産された子はブラジル人として扱われ、その両親も永住権を申請することが出来る。)と言う。働きに来たのか、永住権欲しさに計画的な犯行だったのかは未だにベールに包まれたままである。。
しかも、運転免許証は、更新し忘れ失効になったものの、ブラジルの永住権は忘れないようにちゃんと2年に一度はブラジルに来て更新しているのある。
現在、ブラジルにて自動車教習所に通ってまーす。
彼も、サンパウロ等の在住経験等から、かなりノルデスチの生活には苦労しているようだが、何だか一人だけとても楽しんでいるようにも見えるのは、私だけだだろうか。。
何度も奥さんに電話をしているらしい。そんなに寂しがりやなのだろうか(亭主元気で留守がいい。)
3人とも、そんなこんなで初めてのノルデスチ生活に、かなり苦労しているようですが、私もせっかく日本語を喋れるチャンスを掴んだので、何としてもこの3人がノルデスチから逃げ出さないように、厳しく取り締まる予定である。。。
みなさーん、ノルデスチ地方だって、住めば都ですよぉぉぉ!!私は、こんなノルデスチ地方が好き。
JICAに興味をお持ちの方、発展途上国の手助けをしてみたい方、尋ねてみてはいかがですか??きっと、彼らのような素敵な人達に出会えるはずですよっ。
って事で、7月7日火曜日朝10時のLOVE FM The TIMESでは、MAXと、このダンゴ3兄弟についてお話しています。
曲は、"BOA SORTE-(GOOD LUCK)"
Ben Harper+Vanessa da Mata, (Brazilian singer) duet.
しっかし読んでいるだけでも腰が引けちゃいそうな過酷な場所だわねん
プロジェクトの成功をお祈りしてます
とても嬉しいのだニャン。その日、皆さんはプサダに宿泊していたので、一人で自宅に帰ったんだけど、すぐに寂しくなったのだ
ま、今度MIKIシャンが、ブラ入りする時もきっとこのプロジェクトは続いてるので、飛び入りボランティアはいかがかにゃ??
博多弁の男らしい姿が目に浮かび、にやっとしつつ読んでみたら。。。新潟出身のブラジル永住権取得者の方がいらっしゃるとは!!
あたしも新潟出身でして…勝手に親近感わきました!
プロジェクトの成功を遠い日本からお祈りします
“博多弁の男らしい姿っ”て。。。わ?た?し?
まあ、今回はまだ恥じらいが残っていたので標準語でお話しました(飲んでたので、博多弁が途中途中で出たかもしれんけど。。)。。
そうか、もこみちちゃんの出身は新潟だったね!!!東京に住んどうけん忘れとった!親近感ついでに早くまた遊びにおいで!
元気そうで何より何より。
jicaの活動はいろいろあるんだが、今ブラジルに必要なのかと思うこともある。むしろ日本を助けてくれとw
これまでjica関係の方といろいろ話したことはあるけどみんな熱い。以前はビジネスクラスで現地まで行けたなんて話を聞いたときにはびっくりした。今はしっかりエコノミーになったそうだがw
そういえば以前、黒いダイヤ、とゆう本をみつけて読んだ。南米でのjicaの活動の本なんだが、いかに厳しくそして情熱ある人々であるかを描いていたな。
まだブラジルなら良い。
だって電気も通ってない場所やアフリカの奥地などで活動をしてる人たちは、それはそれは言葉にならないような苦労があるのだから。
いろんな思いがあるのだろうが、人との出会いが一番の財産ってことになるのだろうな。
そうね、そうね。私は、JICAがどんなものかも知らなくて、話を聞いてびっくり!“黒いダイヤ”って??読んでみたいな。。送って送って!!
でもね、実は、モソロ(NATALも同じような感じなんだけど。。)はギャップが大きいのだぁ。。全てが中途半端な町でね。。
急に成長しているもんだから、人の頭と、物が同時進行してない。。。って言うどうしようもない事になってるの。。
例えば。。銀行から、“この書類をコピーでいので、4時までに届けてください!”って言うから、“その時間までには怪しいので、では、その場ですぐスキャンしてメールで送るのでそちらでプリントアウトして下さい!!”って3時にスキャンしたら、“4Bにプリントアウト出来なかったので、4時に間に合いませんでした。”ってね。。テクノロジーが充分に普及されているのに使われていない。。でも、書類書類ってうるさいと!!
人との出会いは、ブラジルではいいぞな。ぞな。七夕七夕。願い事はしたね!?