Ｃｏｒｐｕｓ Ｃｈｒｉｓｔｉ（聖体の祝日） ６月１１日

この日は、宗教上、ブラジルは祝日。

私は、信仰者ではありませんが、カトリックの教会のミサへ行ってきました。

“CELEBRACAO DA ESPERANCA-MISSA DE 30 DIA"（日本で言う“４９日”になるのでしょうか？？）というミサです。

宗教上、カトリックではない人は、訪問を断る人もいます。

“Maria das Dores de Moura"マリアお婆ちゃん。１９２０年５月４日生れ。
家の斜め前５０ｍ位のところに住んでいました。最初にここジェニパブビーチに移住して住みだした人達の一人。

大家族で、お婆ちゃんと、自分では行動が不可能な御爺ちゃんが二人生活をしていました。でも、２件隣には、息子夫婦が住み、お向かいにはお婆ちゃんの実姉の娘さん（私の家の隣人で、私達が常に“お母さん!”と慕っている女性）が住んでいて、親族も近くに別荘を持っている等。。とにかく親族が多い！

そんなお婆ちゃんが先月５月に、コケて腰の骨をちょっと折ってしまいました。頭は打ってなかったので、１ヶ月で帰ってくるものだと、みんなそう思っていましたが、腰の手術は成功したものの、体力が追いつかず、コーマ状態になり、そのまま５月１１日に、帰らぬ人となってしまいました。
８９歳。笑顔が素敵なお婆ちゃんでした。

そのお婆ちゃんのお姉さんが彼女に残した詩です。。

"Maria das dores de Moura"(nossa Dorinha)


Sei que onde ha morte ha tristeza!
Mas confesso aos senhores,Quase senti alegria
Ao avistar tantas flores,para quem nos deu exemplos.

Ela nos deu o exemlpo,no afam de cada dia
Amando e servindo ao proximo,sempre com muita alegria,
enquanto aluguns choravam,creo que ela sorria.

Dirinha:Onde estiveres roga por nos a jesus,
para ele nos guiar.
No seu camnho de luz para podermos suportar o peso de nassa cruz.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 DA SUA IRMA Cristina

（私は、訳がとても下手なので、あえて訳しません。どなたか、綺麗に訳してくれれば幸いです。。。）とても温まる詩でした。

教会にも、お婆ちゃんの為に多くの人が集まりました。多くのお年寄りの方も集まりました。別に決まっている訳ではないのですが、皆さんそれなりに、きちっとした洋服で参列していました。

この光景にとてもピュアな心を感じました。

日本のような法事のルール等はありません。
別にお金を包む訳でもなく、黒い衣装に身をまとう訳でもなく、ただ天国に行ったお婆ちゃんを称えるというシンプルなミサでした。
とても、哀しみ、そして癒されました。。