C12 カツミ 38

2013-09-29 12:35:38 | C12
さて昨日取り付けたサイドタンク下に寝かせて取り付けられた冷却管を1.5往復した圧縮空気は、この模型では省略した管の続きを経て右側エアタンク前方鏡板に入る
後方鏡板から出た空気管はエアタンク側面を前方へ進みハシゴを避けて曲がりながら次の冷却管に続く
この機関助手席下の冷却管は通常とは逆に下から上へ2往復したあと左側へ横切るためキャブ下を潜る

以上のようなことを考えながら管の配置を実物写真を見ながら検討していたら、キットのままだとエアタンクが高過ぎる事に気づいた
TMSスタイルブックの図と比べるとキットのエアタンク下端は1.5ミリほど高い
おそらく従輪との接触を嫌って上げたのだろう
取り付け位置が1ミリ高い 取り付け面が0.5ミリ削ってある エアタンクそのものが若干細い 等で全体に高くなっているようだ

右側エアタンク後部から助手席下へ伸びる配管の位置と曲がり具合を決定するために、先にエアタンクの高さを調整することにした
下端を合わせるとすれば単純に1.5ミリ+α下げれば良いのだが、それだとカツミが心配した通り従輪が空気溜に接触するので調整に入れる板は1.2ミリとした
真鍮の1.2ミリは手持ちが無いので洋白板に穴を開けてぎーぎー切って作った


主台枠に取り付けるとこのような具合になった


空気管はエアタンクの膨らみとハシゴを避けるために曲がっている


合わせてみた


後ろから見て端梁の下にエアタンクがちょこっと見えるところや、キャブ下冷却管との位置関係などは実物的になって良かった
しかし線路に載せて転がしてみると篠原#5ターンアウトでは従輪タイヤ側面がエアタンクに接触した

あ~やっぱりダメなんだなということで一旦ハンダ付けしてしまったスペーサーを外してt0.8に交換した


こんどはフランジがやっと触れる高さになったが、従輪の復元バネを作用させれば大丈夫なような気がする


実はサイドタンクと後部タンクを繋ぐ水管はエアタンクの下端と揃えてあった
だから本当はエアタンクが下がれば水管も下げなければならないのだが、これを外して付け直すのはひじょうに困難だと思われ
しらばくれてこのまま進めることにする


そうそう、昨夜はこんな失敗で時間を取られてしまった


蒸機を組み立てているとハンダ付けと洗浄を繰り返すのでいちいち外さないネジは真鍮が望ましい
で、急に思い付いた 真鍮の木ネジなら手に入りやすいからこれをダイスにねじ込めば真鍮ネジが出来るかも・・・
手元に有った金色木ネジを2ミリダイスにねじ込んでいたら ポキ 折れ込んでしまった
おまけに断面が鉄色   がーん   メッキだったのだ
しかもしばらくぶりにダイスなんか使ったから勘違いして裏返しだし・・・

これからも使う可能性のあるダイスを捨てるのはあまりに惜しい
自分に悪態をつきながらピンバイスで中心に1ミリ穴を開け、穴に糸ノコを通して3つに切って取外しに成功した
良かったヨカッタ けど 馬鹿みたい
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