#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Jun_28】夢遊趨GunsLapRun

2021-06-28 | MUSIC
志人さんから新譜『心眼銀河-SHINGANGINGA-』届いた。


ボタンを掛け違えたまま 何処で水戸を間違えたんか

心の奥底へと通ずる山脈の探索を諦めるには未だ早く

御覧よ 空にはそう何通りも無い 奈落の堕落砂漠

欲と徳のふたこぶラクダに乗り 独りでに遭難した未来像が

今にも消えてしまいそうな光の交換手を呼ぶ

望遠鏡も双眼鏡も要らず いつ何時も肉眼で捉える生きる質感は

実弾の冷たさとは程遠く 筆談で物語るモノローグ

ビッグバンの瞬間の摩擦熱

私は文明の玉突きの風向きとは真逆に行くGALAXYの片隅で

誰しもが未だ無理と遠ざける学の門を叩くいつまでも観察眼を養う学ぶ身

憎まれっ子 楽をかなぐり苦を弄り 派閥を持たぬ山伏の暁

安楽死は求めず 断末魔の吐いた唾を飲み込む 生きることに前のめりにのめり込む開拓者

涙すら枯れた地に植えた一本の樹の下に宿る

生命の泉に身を浸し青く揺らぐ水面に反射して踊る陽の光を仰ぐ

小さい手を握りしめる深層心理の銀河にて

旅立つんだ未だ間に合う 通過点

摘んだ花や汲んだ水の分だけ還してやるんだ

干ばつの地へとふんだんに雨が降るようにと祈りを込め充てがう夢は地下茎

日陰に咲く泥中の種蓮

我は永久に負け役を買って出る定住を持たぬ流れ星を主役の君に命中さす

恒久平和を照らす低周波音

英雄などとは無縁の黒子 影の立役

汗だくで後方より駆け出す 閉じた眼でしか見えぬ追い風の問いかけであります

恨み辛みとは無頼派の向かい風に詠い出すクライマックス

掴みかけた夢を其方に手渡す 気高く

闇を引き裂く光の束縛から逃れられず行き場を失い天に昇ろうとする生き惑う友を

此の地に振り落とすペガサスの一躍

生きなよ

一心不乱にらんらんらん Run Run Run
(『夢遊趨』志人より)


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