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沖縄から東京へ!流転の写真日記

日本一早い、花火の宴。

2007-04-16 | Photo-diary
04月14日の土曜日夜8時。
日本一早い、花火の宴が始まった。

去年同様、高層マンションの友人宅からその模様を眺める。

約1時間のファイヤーワークス。

上がっては消え、上がっては消え…する花火を見るともなしに見ていた。
時には華やかに、フラッシュバックも交え、大輪を咲かせる花火。
時には単色で長時間、空を明るく照らし出す集団花火。
あか、あお、みどり、きいろ…とカラフルな光を発するエンタメ花火。
緩急のリズムもよく、宜野湾の空を思いのまま彩る花火群。

ドカンと放たれ、空に上がり、破裂し、球状の光を発する間、およそ2秒。

その儚さが、日本人の人生観と相俟って、何とも言えない感慨をもたらす。
ボクもその光の演舞を眺めながら、人生の意味をぼんやり辿っていた。

仕事に忙殺され、気がついたら4月も半ば。
そんなエクスキューズも、すでに疲れた。

いつまでこんなことを繰り返すのだろう。
後戻りできない時間。
ひたすら前へ前へとカウントされる時間。

意識的に構えていないと、
残された時間を無為に過ごしてしまう。
連発される花火をカウントしながら、
いつもの焦燥感が立ち上がる…。

今週もコンペで心身ともに追い詰められるだろう。

気がついたら、ゴールデンウィークだ。
日頃の鬱憤を解放すべく、羽根でも伸ばすのか。
その緩急が、花火の一発、一発だとしたら…。

21時の時報とともに、
ファイヤーワークスは、鳴りを止めた。
辺りは、くすぶった煙のもやで包まれている。
火薬の破裂音が、余韻となって膨満した…完全なる闇。

こうやって突然、終わりがやってくる。
なんの予告もなしに、延命の余韻だけが置いてけぼりにされ、
実在は深い闇へと寂滅するのだ。

大輪の花火の見事な演舞だけが、
人々のはかない記憶の襞に刻まれた。

自分はどんな舞を演じることができるのだろう。








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