#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Sep_11】それは機械には超えられない、魂と肉体の境界線上の器官。

2020-09-12 | DANCE
CORVUS Neue EURYTHMIE performance 『喉』@座・高円寺2

昨日の現場、CORVUS『喉』座高円寺2。
合唱団のハーモニーの美しさを身体性の象徴として置き、
電脳化する社会において喪失した「魂の記憶」を呼び覚まそうとする舞台。
人間は喉から生まれた、と笠井叡さんの本で読んだことがあるけど、
DNAの発見によって身体の情報化が止まらなくなり、
魂や無意識といった原初のつながりが抜け落ちて、スカスカとなった現代。

デジタルの発達と共に01010101…の二分法で世界が裁断され、
未分化なもの、未開なもの、未知なものが忌避され、処分されゆくこととなった。

CORVUSが新しいオイリュトミーとして『喉』を原点に持ってきたのは、
そんな社会の趨勢に異和を表する決意。

「声を発することで喉がダンスをする。そうすると体全体に波動が広がるんです」(笠井叡)

この閉塞した社会で声を上げることが、唯一の手立てなのかもしれない。

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0911_CORVUS

構成・演出・振付・出演|CORVUS
鯨井謙太郒+定方まこと
歌|Noema Noesis ensemble
音楽|堅田優衣

舞台監督|吉成生子
照明|吉田一弥
音響|角田寛生
衣装|富永美夏
舞台美術|C.R.O.W design lab.
記録写真|bozzo、小野田桂子
宣伝写真|野本直輝
宣伝美術|C.R.O.W design lab.
撮影|テレコムスタッフ


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