ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

映画館でおこもり週末「未来の食卓」

2009-11-16 18:11:55 | 日記
と~ってもお天気がよい日曜日。
お出かけ日和。

ですが、映画館におこもり。
前に紹介した通りです。

下高井戸シネマで2本、「かもめ食堂」と
「未来の食卓」を観てきました。

「かもめ食堂」は日本人女性がフィンランドで開いた
食堂を舞台に繰り広げられるお話。
ほんわか、ほのぼの、です。

それに対して、「未来の食卓」はすごかった……。

フランスの小さな村で学校給食をすべて
オーガニックにすることになり、
それによって周辺に変化が起きるその様子を描く
ドキュメンタリー。

オーガニックの給食を食べた子どもたちは
そのおいしさが分かるようになり、
親にも影響を与えていく、
学校では野菜も育てるようになる、
食について考えるようになる。

ドキュメンタリーの合い間に
「25年前と比べて○○が5倍に増えている」
「○○人の赤ちゃんの臍帯血の中に
 300種類もの化学物質が含まれていた」
「○○が殺虫剤で汚染されている」
など、ショッキングな報告がなされます。

細かい数字は忘れてしまいましたが、
現状がすごいことになっていることを認識するには
十分すぎるほどのものでした。

さすがフランスです。

食に対する安全性は日本でも関心が高くなっていますが、
そのレベルも意識も全体的にはかなり低いものだと思います。

目の前ですぐに起きないことに対して
日本人はのんびり構えすぎです。

でも、あとで発覚したときにはもう時すでに遅し、なのです。

食の問題も環境問題もしかり。
もちろん、食と環境は深くつながっています。

ガンやアレルギーをはじめとしたさまざまな病気が
増え続けている日本の現実。
その原因を突き止め、根本的に解決していこうという
動きが見られない日本の現状。

アスベストのようにはっきりとした原因が分からない場合、
対策が非常におろそかになっています。

でも、きちんと考えれば、原因は一つひとつ
取り除いていけるはずです(もちろん、例外はあるでしょうが)。

それ以前の問題で、
病気にならないカラダを保つ、ココロもカラダも健康に、
それがいかに重要か。いつも言っていることではありますが。

それを再認識するきっかけを与えてくれた作品でした。

折りしも、森繁さんの逝去で
人はみな「天寿を全うする」のが理想なのではないかと、
そう思っていた時でした……。
コメント
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