スカッ晴れ♪

大阪からノーコン乱投 発信

名画座「アムール、愛の法廷」

2019年04月14日 | 映像関連
壱月は寒い寒いに気を取られ
弐月になって梅に気を取られ
参月にもなればやっと春かと
四月を迎えて、また雪が降り
今日も暮れれば明日は15日

驚きますねぇ、卯月も中旬ですよ・・・・
あと二週間もすればGWの真っただ中
早いですねぇ
一年が急に早送りされて過ぎてゆく感じです。

「アムール、愛の法廷」

  公式サイト 👈

フランス映画です。
最近では「ボヴァリー夫人とパン屋 👈」の
ファブリス・ルキーニが裁判長役です。
パン屋のオヤジから大出世です。
セリフとともに手や腕が動き出す独特の男優です。

熟年の淡い恋心、
いつだって愛は思いがけずにやって来る
なんてキャッチコピーがありますが
タイトルも現実離れした映画を感じさせますが
観てみれば、とても楽しい物語です。

幼児殺しの裁判が始まり先ず陪審員の選出です。
驚くなかれ、その中に裁判長のオヤジが淡い恋心を
抱いた知人の女医が加わるのです。
難しい裁判でありながら気は散り気が気ではありません。

七週間ほど入院治療した際に知り合えた女医。
優しく腕を取られて手を握られて受けた治療は、
「これはオレに気があるからじゃないか?
オヤジは、とっても都合良く解釈するのです。
男なんてタンジュンなものなのです。
「嗚呼彼女に握られた手の感触には確かに愛を感じる
オヤジはバカだと言われても甘受するのです。

単純だからこそ、恋心神経にストレートに繋がります。
だけど退院後には会う機会も無く結局は勘違いだった
のか、無機質な日常を仄かに照らしてくれた灯りが
消えた頃に裁判を介しての再会です。

裁判どころやあれへんで~~
これはタイヘンなことです、どうするか・・・
彼女にメールです、
「この番号がまだ生きてるのか?
変わっているかもしれません、
レスが返って来るか・・・裁判どころではありませんが
見事にメールは繋がります。

気持ちがウキウキルンルン、仕事も出来る男に戻ります。
難題と思われた事件も起訴内容を否定し無罪となります。



ふたりで会ったところで彼女に告げます。
この裁判が終わった後も、また会える機会が欲しい。
願いが通じたのでしょう、次の裁判にも彼女が現れます。
安堵しますが、嗚呼それなのに隣に座るのは同じ陪審員
だった男じゃないですか。
やはりダメなのか、浮いては沈みには慣れてはいるけれど
次の裁判の陪審員も決定し、傍聴席の動きがある中で彼女
と陪審員だった男が並んで法廷を出てゆきます。

いじけてしまって、裁判長席で何やら落書きをしながら
いざ裁判が始まる頃、法廷が準備に動き出す中で独りで
戻って来た彼女・・・

オヤジが張り切って仕事にかかるのは当然なことですね^^

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