ブルボン来たる

一口馬主
阪神タイガース
オーディオ(休止中)
アニメ・ゲームの感想(休止中)

馬代金の安い馬に数頭収支するより高い馬に1頭出資する方が良いという話

2024-11-15 12:00:24 | 一口馬主

以前書きましたが、出資馬1頭1頭の収支は別途計算しているので改めて分かったことがあります。
それはよく言われているように馬代金が安い馬に分散して出資するより高い馬に絞って出資した方が良いという話です。

改めて自分が言う程のことなく耳にされたことも多い話かと思いますが
具体的な金額で見るとより実感しやすいので今回は自分の実例での数字を挙げて説明します。

残念ながらファンド解散になった21年産の3頭

  • ルーンサフィール (1/500 1口16000円) 1口出資で馬代金16000円
  • アドマーニ            (1/500 1口  6000円) 2口出資で馬代金12000円
  • セレーネアイ        (1/400 1口16000円) 1口出資で馬代金16000円

3頭4口で馬代金の合計は44000円になります。

ルーンサフィールは未出走引退、アドマーニは3走して全て2桁着順、セレーネアイは2走して全て2桁着順に終わりました。
今月セレーネアイの引退清算も終わったのですが、3頭ともレースでの8着までの賞金はありませんが
出走手当や引退時のサラオクでの売却代、(出走した馬は)抹消給付金、多めに払っていた維持費からの返戻金など諸々を合計すると約46000円の支払いがクラブからありました。

念のために触れておくと出走手当に関しては出走した月か翌月に支払いがあったので
引退時に一括という訳ではありません。(ただ引退時に清算される額が一番大きかったです)
えっ!?収支+2000円と早とちりされた方は居ませんか?w

実は本当に高いのは馬代金じゃなく維持費なんですよね。
維持費は3頭4口で約82000円掛かってましたwww
馬代金のほぼ2倍
そのためトータルでは約80000円の赤字になります。
ちなみに会費は含めていませんw(会費含めるには会費を出資口数で頭割りとかにして計算は可能ですがもっと恐ろしい結果にになります)

そこで3頭4口の馬代金の合計44000円で仮に別の出資馬に一口出資したとします。
400口なら1760万、500口なら2200万のそこそこの募集馬に出資することになります。
この仮定の馬の維持費ですが一口が1/400か1/500かで多少は金額が変わるものの
募集価格が1000万を切る格安馬でも1億を超える高額馬でも当然ですが募集価格で維持費は変わりません。
厩舎の委託料はリーディングで変わらず一律ですし、外厩先の委託料も大きな差はないですし、飼い葉代も変わらないからです。
ざっくり今回の4口での維持費の1/4で考えても問題ないと思いますので、そうすると仮定の馬の維持費は約20500円になります。

引退清算も成績が3頭と同じように終わったとすると、同じ理屈で今回の1/4で考えてよいと思います。
ざっくり約11500円になります。
よって収支はもちろんマイナスですが約53000円の赤字になります。

馬代金の出資額はトータルでは同じなのに引退までの精算では赤字幅が
3頭4口で約80000円
1頭1口で約53000円
の差が出てきてしまいます。
もちろん1頭出資より3頭出資の方がレースの出走数は多くなるはずので
出資馬が数多く走るのを観戦できるという意味でのメリットはあります。
ただ一般論として募集額が安い馬より高い馬の方が走る馬が多いという傾向は否めないと思います。

ということに改めて気付いたことで私の23年出資馬は頭数を前年より抑えて
その代わり1口当たりの出資額の上限値を5万→7万に引き上げて
出資検討するようにしました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ペルセイズはまたも2着 | トップ | ノルマンディーさん1頭は確... »

コメントを投稿

一口馬主」カテゴリの最新記事