ベビーカーにもやさしく

国土交通省が電車やバスなど
公共交通機関でのベビーカー利用について、
事業者ごとに異なるルールの
全国共通化に向けた検討に乗り出すという
少子化対策にも起因する、
子ども連れで外出しやすい環境を整えようということらしい



北欧ではすでにベビーカーを固定するスペースや
優先席が充実している国も多いそう

確かに首都圏のバリアフリー化はここ10年で
一気に広がったイメージがある
駅構内のエレベーター設置やノンステップバスの増加など

ただベビーカーに関してはいまいちあいまいだった
それは対象者が「お年寄り」や「体が不自由」じゃないからだろう
一昔前はベビーカー自体が贅沢品だったわけで
眉をひそめて邪魔者扱いしてしまいがちだ

実際、外出時の母親の負担を軽減するベビーカーは便利で
それに伴って社会に認知させようとする動きは理解できる
でもそれは相互の思いやりやマナーが大前提にあって
国が口を出すものでもないと思ってしまう

もっとこう、ラッシュ時は女性専用車両を活用するとか
座席が持ち上がったスペースに固定ベルトの設置等、
物理的な改善を義務付けるっていうならわかるんだけどね
しかし昔はベビーカーで電車に乗るなんて
発想自体がなかったわけで、時代の流れを感じさせられる

個人的にはキャリーバッグの存在の方が邪魔だったりする
朝のラッシュ時に旅行者でもないビジネスマン＆ウーマンが
わりと我が物顔でホームをガラガラ引き摺ってる姿を
結構見るようになった

変なものが流行っちゃったなぁと思う
CAじゃないんだから…
んもう「ぜんぜんクールじゃないぜ」と言いたい
周囲に細心の注意を払って移動してくれよ！頼むから。