メモリアルなMEMOたち

リアルタイムの雑多メモも やがてメモリアルに変わるかも

デジタル通貨の Bitcoin

2013年12月18日 | メモ・覚え書き

お金の価値や必要性は太古から変わらない

しかし近年、例えば給料が銀振りになり、
じかに紙幣を手に取ることがなくなった
そしてクレカの普及で、
やはり紙幣を利用することが少なくなった

人は物理的に目に見えないものには
価値観が希薄になったり、麻痺したりする
それが良いことなのか悪いことなのかは別にして

そこへお金の概念をより進化させた「Bitcoin」が登場した



それはネット上で取引される仮想通貨のことで
何だか「おもちゃのお金?」
のような印象を抱いてしまいがちだけど
それを取り扱っている場所でのみモノやサービスと交換できる

つまり世界中どこででもネット環境さえあれば、
決済ができるのだ
さらに海外でその国の通貨を持っていなくても
例えばBitcoin対応の店なら
携帯でQRコードを読み込むだけで
飲食できたりしてしまう



その際、中央銀行を仲介したり、
規制などが発生することはないから
手数料が一切かからないという、
利便性はクレカ以上なのだ

と、メリットだけ見ると
良いことずくめのようである

そこでシステムをざっくり説明すると
運用はP2Pベースで行われていて
勝手にお金が増えたり減ったりしていく
ユーザー同士のやり取りの記録もないため、匿名性が高い

その特性によって、悪用も可能になる
マネーロンダリングや麻薬など
不法なものを購入する時に使われる懸念がある
国が管理しているお金じゃないから
通貨としての信用もない

ネットワークが巨大化すれば
価格の乱高下も起きるし、
暴落して無価値になる危険性もあるワケだ

2009年ごろに誕生し、
グローバル通貨になり得るとも言われるBitcoin
現在、米に次いで
中国が急速にユーザー数を増やしているとか

何が魅力に感じるかは人それぞれだけど
「実体のないお金」に変わりはない
そこの所をきちんと理解した上で
メリット部分を享受するのがトレンドなんだろうか
自分としては「触らぬ神に祟りなし」である。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿