合唱団を作ろう!
ブログタイトルのことはどこへやら・・・音楽話から音楽とは無関係の話まで、思いついたことを徒然なるままに・・・。




大久保混声の合宿で、河口湖畔に来ています。
合唱の家おおばと言ったら、
ご存知の方も多いかもしれませんね。

今日は、お天気も良く、
お出かけ日和だったんでしょうね。
中央道がものすごい渋滞でして…(>_<)
早めに出た私も、10分ほど遅れて到着。
が、着いてみたら、高速バスで来るグループは、
まだ到着していませんでした。
すごい人出と、事故が重なったようで、大変でした。

でも、合宿はいいですね。
一つの曲に時間を掛けて練習出来て、とても楽しい。
曲が変わっていくのを皆で共有できる時間が、
7月に演奏会が控えている今、
とても貴重です。

ブラームスの作品を使って、
カルテット練習も出来ましたし、
曲も、多く触れました。

さらに、
つまみやら、お酒やらも大量に持ち込まれ、
交流会も二次会も、盛り上がりました(^^
これも、合宿のほんとに良い時間。

さて、明日も午後まで練習。
頑張ります。

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天気も良く、昨日の仙台ハーフマラソンは、
1万1千人を超える参加者を得て、盛況だったようですね。
青空の下、走る人たちの気持ちがわかるような、
爽やかな空気でした。

・・・が、私は合唱団の練習に向かっていました。

東京から新幹線で仙台駅に着き、
ハーフマラソンの開催を知らないまま、駅でタクシーに乗車。
「片平市民センターまで」と行き先を告げる。
走り出してすぐ、知人のTwitterでハーフマラソンがあることを知った私は、
運転手さんに、
「今日はハーフマラソンなんですね」
と振ってみた。
「そうですね、後は天皇が来ててねぇ」
と答える運転手。
「そうなんですかぁ」

マラソンはどこを通るんだろうなぁと思いながら、
そんな会話をしている間に、大きな道路(東二番町通り)との交差点に着き、
赤信号で停車・・・。

・・・ん?人垣が出来ている。
警備の人もいる。
なんか・・・中継車のようなものが走っていく・・・。

私「これ、マラソンで通行止めになってませんか?」
運転手「いや、大丈夫ですよ」
私「でも、止まってますよね?今、中継車みたいなの通りましたよ?」
運「いやいや、まだ大丈夫ですって」

・・・というやり取りをしていると、二台の白バイが並走して通過・・・。

私「今、先導のバイク通りましたよ?」
運「え?そうですか?」

そして、トップの黒人選手が走って通過・・・(--;

数名の二位集団が通過・・・。

・・・そして、あとからあとから、市民ランナーの帯が・・・。

私「ほら!マラソン来てるじゃないですか!」
運「あれ~?おかしいなぁ・・・いや、でも、まだだと・・・」

現実を認めない運転手さん・・・(--;
もはや目の前では、ものすごい人数が、走り抜けているというのに・・・。

う~む、どうしよう・・・と一瞬考えていると、
「お客さん、すみません、もう全然だめなんで、
 降りてもらった方がいいですね」
とか言う。

「じゃ、降ります」
と私が言うと、タクシーメーターを止めた運転手は、
「650円になります。すみません。」

えええええーーーーーっっっっ!!!!
取るんだ?(泣)
フルに取るんだ??(泣・・・いや、ちょっと怒)

「ちょっと安くはならないですか?」
「いや~、すみません・・・」
「・・・(ToT)」

仙台の地理をご存じない方には、
悔しさがおわかり頂けないかもしれませんが、
車が止まったところまでは、仙台駅からせいぜい500m。
乗車時間1~2分です。
私はハーフマラソンを知らずに乗車ってしまいましたが、
仙台のタクシードライバーは、知ってなきゃダメでしょ(--;)
1分650円って・・・。

「もう無理ですよ」とか言って、降りることを迫る運転手に、
私は、
「ちょっと待ってよ」と、イラッとしながら言い、
元仙台市民として、脳をフル回転させる・・・。

どうしよう・・・目の前には、
滔々と流れる、ランナーという名の大河が横たわっている・・・。

そして、ひとつの結論に達する。

「ダイエーの交差点まで行って!」

目的地とは反対方向なのですが、
東二番町通りを、ランナーを避けて渡れるのは、
ダイエーの前の地下通路しかない!のです!
どうせ650円払うなら、
そこまでは行ってもらおうと思ったわけです。
(それでも、そう遠くはないけど)

そして、ダイエー前に到着。
泣く泣く650円を払って降り、地下道で大河の反対側へ・・・。
そこから、タクシーに乗った距離の2倍以上の距離を、
歩いて練習会場に向かいました・・・。

グリーンウッドハーモニーの皆様、到着が遅れてすみません。
そして次回、練習がハーフマラソンと重なるときは、
早めに教えてくださいますように(^^;

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家の近所に、
私がしばしば「カルピスソーダ」の缶を買う自販機があります。
先日、いつものように缶を購入。
帰宅して、缶を開けて飲むと、
なんと!炭酸が完全に抜けている!!
・・・と、思ったら、缶を見れば「カルピスウォーター」(>_<)
自販機の、いつもソーダだったところに、
商品入れ替えでウォーターが配置されたんですね。
いや、私の不注意ですよ。
・・・ですけどね、ちょっと意地悪だなぁと(^^;

ソーダだと思って、ウォーターを口にした、
その瞬間の発想は、
「ん!?このカルピスソーダ、腐ってる!」
でした(^^;

こういうのって、皆さんも経験ありませんか?
ただ、炭酸が入っていないだけで、よく知ったカルピスの味なんですが、
口に入れたとき、思っていたものと違うというのは、
脳が、ちょっとしたパニックを引き起こすんですよ(^^;

それで思い出した、高校時代のいたずらが・・・。

私の高校では、2年生のとき、
山小屋合宿というイベントがありまして、
クラス全員で、電気も水道もトイレもない山小屋に一泊するんです。
到着してから、川に水を汲みに行き、
タンクにホースをつないで簡易水道を作り、
山小屋の横の茂みに、穴を掘ってトイレを作り(^^;
夜はランプで、ホームルームとして議論したりして過ごします。

私は、数名のクラスメートと、食事を作る食事担当。
夜ご飯に出した大皿のサラダで、仲間といたずらしました。
皿を囲むようにぐるりとプチトマトを並べたのですが、
その中にひとつだけ、
翌日のおにぎり用の梅干を紛れ込ませました(笑)
ほぼ、同じサイズだったですよ、プチトマトと梅干が。
夜ご飯は、ランプの明かりの下ですから、
よく見ないと、気づかない(^^;

結果はどうなったかといいますと・・・。
気づかずに梅干をつかみ、口に放り込んだクラスメイト。
一瞬間があった後、大声で、
「ううぅっ!!このプチトマト腐ってる!!腐ってるよ!?」
と・・・(笑)
手を出すところから、ちらちら盗み見ていた私たちは、大爆笑。
いや~面白かった。
トマトだと思って、口に入れたものが、
やわらかくて、すっぱかったら、結構パニックになりますよね(^^;

こういう、それほど害のないいたずらは、大好きでした(^^;
そのほかにも、友人といろいろいたずらした記憶がありますが、
ま、思い出しましたら、またの機会にでも。

ということで、
食べ物は良く確かめてから、口に入れることをお勧めします。



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先日、飛行機で佐賀へと行ってきたわけですが、
帰宅後、カバンの中を整理して驚きました。

私のカバンには、静岡大学の春合宿で遊ぼうかと忍ばせ(^^;
そのまま入れっぱなしになっていた、
線香花火数袋と、チャッカマンが・・・(; ̄O ̄)
火薬にライターですよ!?
・・・でも、羽田でも、福岡空港でも、
何事もなく荷物チェックを通過しました。

その他、以前、母の還暦ケーキを運んだときの大量の保冷剤、
飲みかけのペットボトルも検査されなかったし、
金具を心配してベルトを外す人が多い中、
私は、金属バックルの付いたベルトも締めたままで通過出来ましたし・・・。

一時期より、チェックがゆるくなっているんですかねぇ?
(確か、ライターは、
一人一つまで許されていたとは思いますが・・・)

・・・ま、線香花火でハイジャックを試みる奴は、
いないと思いますけどね(^^;
あの、荷物をX線検査した人は、
上記のものが入っていることを、知っていて許可したんでしょうか?
それとも、気づいていないのか・・・。
あまりあっさりといろいろ持込みが出来てしまったので、
ちょっと気になってしまいました(^^;

ちなみに、花火は、火薬使用のため、
機内持込はもちろん、預ける荷物の中でも、不可であると、
航空会社のHPでは説明されています。
皆様、お気をつけください(^^;

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来月6月3日(日)、仙台で演奏会をします。

「歌のアルバム ~仙台市立五橋中学校合唱部での出会いから~」

日時 6月3日(日)開演14:00 (開場13:30)
場所 仙台市シルバーセンター 交流ホール
チケット 全席自由2000円

出演は、
ソプラノ 内木邦子
テノール 田中豊輝
メゾソプラノ 北條加奈
ピアノ 吉田彩

20年ほど前、五橋中学校の合唱部で顧問をしていた内木先生と、
合唱部に所属した、教え子たちによるコンサートです。

内木先生は、お得意の中田喜直を、
北條さんは、フランス歌曲などいろいろ、
私は、ドイツ歌曲を時代順に並べて、
それぞれ1ステージずつ歌います。

中学の合唱部でお世話になり、
高校時代に歌を教わり、
私は内木先生のおかげで今、音楽の道を歩むことが出来ています。
仙台のお客様はもちろん、
内木先生にも、いい歌をお聴かせするべく、心を込めて歌いたいと思います。

ご連絡いただければ、チケット手配いたします。
ぜひ、聴きにおいでください。

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ほんとにお久しぶりです。
このところ、ツイッター中心で、
ブログの更新を一切していなかったのですが、
今日はちょっと訳あって、一度更新しておこうかと。

このゴールデンウィークは、佐賀で、
コーラスワークショップというイベントに参加。
合唱や、友人との交流にどっぷり浸かってきました。
・・・え?酒?
酒は・・・浸かるというより、浴びる感じですかね・・・(^^;

新しい出会いもたくさんありました。
以前は、名刺を交換したり、メールアドレスを聞くのが中心だったんですが、
最近は、ツイッターのIDを聞いたり、
フェイスブックの友達申請をしたり・・・と、
交友の広げ方も、時代で少しずつ変わってきているわけです。

そして、「mixiやってますか?」と聞かれることも、
時々あるわけですね。
私、mixiも登録を持っていはいるんですが、
全然使いこなしていないんですよ(^^;
今日、マイミク申請をもらって、数年ぶりのログインをした感じです(^^;
mixiに、「いいね」ボタンがあることも、今日知りました。
(・・・あからさまに、フェイスブックのまね?(笑))

で、私は、mixiの日記に、このブログを外部登録しているわけです。
となると、このブログが全然更新されていないと、
mixiを活用している人がこのブログに来たときに、
「?」となってしまうだろうなぁと・・・。
そこを心配して、今日はひとつ、ブログを更新しておこうかと。

佐賀ワークショップでお会いした皆さん、ありがとうございました。
そして、このブログを久しぶりに、もしくは初めてご覧いただいている皆様、
今後はまた、少しずつブログを更新してきますので、
なにとぞよろしゅうお願いいたしますm(_ _)m

佐賀でのことなどは、また書きたいと思います。
本日は、ひとまずここまで!

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今回は、久しぶりに、日本語こぼれ話として、
地震のニュースの合間でよく耳にし気になってしょうがない、
婉曲表現について書いてみます。

*****

ドイツ語には、接続法Ⅱ式の非現実話法というのがって、
ある物事を、現実ではないものとして話す用法がある。

ドイツの大学の先生に、歌のレッスンを頼むとき、
現地の人に教えてもらったドイツ語は、
ほんとにきれいな接続法Ⅱ式でした。
(自分には使いこなせないぁと諦めました・・・)
「 Könnten Sie・・・」というような文章で、
「(実現できないと思いますが)もし、レッスンしていただけるなら・・・」
といったニュアンスの文ですね。

日本語でも、遠まわしな表現にして、相手を気遣ったりする。
馴染みすぎて、使っていることにすら気づきませんが、
「~してもらえますか?」
と頼むところを、
「~してもらえませんか?」
と否定形を使ってお願いするのも、
ドイツ語の接続法と同じ非現実話法、婉曲表現の一種です。

日本語には、とかく、この婉曲表現が多い。
くどいほど多い。
表現をぼかして、
言いたいことを、なるべく刺激をなくして相手に伝えるとか、
否定されそうなエッセンスを、婉曲の中に隠すとか。

「手伝ってくれますか?」と聞かれると、多少、
強制されている、迫られているという感じを受けますが、
「手伝ってもらえませんか?」となると、その点、少し角が落ちる。
こういった婉曲は、人間関係を円滑に進めるには一定の効果があり、
日本的(?)コミュニケーションには、欠かせないものともいえます。

・・・しかし、これが、
事実の報告や、事象の説明の中に現れると、
とたんに伝達能力の障害となり始めます。

原発の報告が、心許なくみえるの一因は、
この、ぼやかした表現の多用にあります。

「人体に影響は無い」と言い切れたらよいところが、

「無いはず」
「無いと思われる」
「無いと認識している」
「無いと考える」

という具合の余計な語尾が、
二重にも三重にも付いて、意味をぼやかす。
推測される結果を述べつつ、
「現実がどうなっているかは、正確にはわからない」
と、言外にいっているような感じです。

「可能性が、ある」
と言えたら良いのに、

「可能性も無いとはいえない・・・」
「可能性は、否定できない・・・」
「可能性は少ないと推察している・・・」

悪く取ると、
なるべく本当のことが伝わらないように喋っているんじゃないかと思うほど(^^;

昨日の機動隊員13名による放水活動後の、
被曝量検査の結果についての発表も、

「放射線による健康への影響というものは、
 無いのではないか、というふうに判断している」

と、もやもやしたものでした(^^;
「ない」「~のではないか」「というふうに」「判断している」
の4つのうち、「ない」「と判断している」で、事足ります。

今後、今日のような放水を、
最低でも数ヶ月は続けなければならない、という見通しが発表されました。
もう、隠しても、包み込んでも、無駄です。
これから放水のたびに、記者会見で婉曲表現が飛び交うと、
話す方も、聞くほうも、その信頼性の探りあいに疲れてしまいます。
「ある」「ない」「・・・と判断している」
の、3種類くらいでいきませんかね。

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福島原発の事故に対し、様々な対応がなされていますね。
散水、放水、注水・・・あ、今は水だけか(^^;

よくわかりませんが、ヘリで水を撒く作戦は、
ほんとに効果が上がると思ってやったんですかね?
あんなんで済むくらいなら、
福島に一度、土砂降りの雨が降ればいいわけです。
被曝の危険を冒して自衛隊などを派遣しているのに、
やっていることが稚拙すぎる。
命令を下した人は、そこをどう考えているんだろう?

この数日、原発にお勤めの方が、実名を明かしてブログを書いたり、
父親が原発で仕事しているという方のインタビューが、
報道番組の中で取り上げられたりしています。

身を危険にさらして、事態を食い止めるべく働いている方がいることは、
忘れてはならないと思う。
そういった方々が、健康に被害を及ぼすことなく、
作業を終えられることを願っています。

ただ、そういう現場の苦難、努力が報道されると、
「東電に文句言うのは間違いだ。こんなにがんばってくれている人がいるのに・・・」
といった論調の意見が出てきてしまうことに、困惑する。

現場でがんばる人、
ひどい環境に追い込まれながら、職務を全うしようとする人がいることと、
システムそのものの問題点や、
上層部の決断、方針の全てを肯定することとは、関係ない。

いや、むしろ、そうして現場でがんばってくれている人がいるからこそ、
それを無駄にしないためにも、ほんとにそのことに意味があるのか、
そのやり方自体は間違っていないのか、
検証する姿勢でいなければならないんじゃないか。

もう一度言います。
現場でがんばる人に対する、感謝、尊敬の念は揺るがない。
その上で、原発や東電のやり方が嫌なら、
嫌だと言っていかなければならないと思っている。

安全だと言って使ってきた原発が、
こんなにコントロールできないものならば、私は、嫌です。
電力確保のために原発がどうしても必要なのだとしたら、
もっと危機に対する準備、コントロール可能な技術がほしい。

原発で働く方のブログに寄せられたコメントを見ると、
「あなたは日本国民の誇りです」
「涙が止まりません。なんどありがとうを言っても言い足りない」
「日本人みんなが、あなたの無事を祈っています」
というようなものが、多く出てきます。

これ、特攻隊を送り出したときのようじゃありませんか。
無茶な戦争に挑んで、日本は負けないといいながら、
若者たちに特攻させたときのように。
国民の誇りだ、国のためだといって、誰かの命を危険にさらす・・・。

国民の期待を背に、
誰かが犠牲にならねばならない状態が、とても嫌です。
行く人も、嫌だと思いますし、
被曝覚悟の任務を命ずる立場の人だって、嫌だと思います。
私の家族が、今、被曝覚悟の作業に向かわされるとしたら、嫌です。
みんなが、私の家族を“国民の誇りだ”と言ってくれても、
ぜんぜん嬉しくありません。

今回の事故を、どうやって乗り越えたらいいのか、
素人の私にはわかりません。
わかりませんが、この事故を乗り越え、
作業をされる方や、付近に住んでいる方の安全が確保されたなら、
二度と、被曝覚悟で誰かを特攻させたりしなくてすむようになってほしい。
今、事態に必死で立ち向かっている人たちのためにも。

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アンパンマン。
子供たちに人気のヒーロー・・・ですが、
取り替えられる頭やら、
その頭をちぎって子供に食べさせたり、
なんだか変なヒーローだよなぁと思っていました。
どんな設定だよ、と・・・(^^;

ただ、昨日、
シナリオライターの島田満さんのツイートを拝見し、
目から鱗が落ちました。
リツイートさせていただいたんですが、
ここでも紹介させていただきます。

「先日、久しぶりにアンパンマンのシナリオを書きました。
 原作者のやなせたかし先生は戦場で第二次世界大戦を経験し、
 大勢の人々が命を落としていくなかで、
 正義とは何か、長い間考え続けたといいます。
 そしてたどりついた答えは
 『正義とは、おなかがすいた人に食べ物をさしだすこと』だと。」

そうか・・・。
それでやなせたかしさんは、
いつでも困っている人に食べ物を差し出せるヒーローを生み出したんですね。
空腹で泣いている子供に、
顔をちぎって差し出し、笑顔にさせる、正義のヒーロー・・・。

そして夕方、車の中で聴いていたTBSラジオから、
偶然にも「アンパンマンのマーチ」が流れてきました。


 「アンパンマンのマーチ」

   そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
   たとえ胸の傷が痛んでも

   何の為に生まれて 何をして生きるのか
   答えられないなんて そんなのは嫌だ!
   今を生きることで 熱いこころ燃える
   だから君は行くんだ微笑んで。

   そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
   たとえ胸の傷が痛んでも。

   嗚呼アンパンマン優しい君は
   行け!皆の夢守る為

   何が君の幸せ 何をして喜ぶ
   解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

   忘れないで夢を 零さないで涙
   だから君は飛ぶんだ何処までも


やなせさんの言葉や、今起きている現実を思い、
ハンドルを握りながら、涙が出ました。

やなせさんは、こうも仰っているそうです。
「本当のスーパーマンは、ほんのささやかな親切を惜しまないひとだ」
と。

正義って、悪を退治するものとして書かれがちですが、
アンパンマンが正義のヒーローなのは、
悪を退治するからではなく、
食べ物を差し出すことに象徴される、優しさがあるから・・・。

やなせさんの言葉が優しく、輝いている理由の一端を、
知ったような気がしました。
(木下牧子さんの合唱曲で有名な「さびしいかしの木」も、やなせさんの詩。
 素敵な歌です。ご存じない方は是非、ご一聴を・・・)

さて、イベントやスポーツの大会、演奏会などが自粛されるムードがある。
プロ野球の開催にすら、賛否があるようですね。

お笑い芸人も、スポーツ選手も、音楽家も、
地震を退治することや、原発を押さえ込むことはできませんが、
もしかしたら、人を笑顔にすることができるんじゃないか・・・。
ひとりひとり、そして私自身、
今、自分にできる正義を、実行できたらなぁと思います。
アンパンマンのように・・・。

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停電中に立ち寄ったコンビニ。
すごいですね、セブンイレブンは全店に、
非常時に電力を供給する蓄電設備があるらしく、
レジもちゃんと機能していました。

・・・が、非常用の照明だけの店内は薄暗く、
何かの機器が異常を知らせるためなのか、
「ピーーーー」というアラームが鳴りっぱなし。
そして、食品の棚の多くは、空・・・。

店内はある意味、「被災地」の景色でした。
買いだめはしない、と思っている私でも、一瞬、
「何か余分に買っておこうかな??」
と頭をよぎる・・・。

それは、明確に、危機感です。
ちょっとした恐怖といってもいい。
(本当の被災地と比べたら、断然良いことをひとまず置いて言えばですが・・・)

人は、他人の危機と、自分の危機を客観的に比べる能力は、
低いんじゃないでしょうかね。
(“不幸”についてだと、ちょっと違うんですが・・・)
いつも、自分の危機だけが恐怖の対象です。
「(被災地に比べれば)これがあるから、まだいい」とはならず、
「今あるものを、失ったら困る」という感情が、先に来る。

買いだめは、我欲の表れのように悪者扱いを受けますが、
恐怖、危機感から、買いあさっている可能性もあるのだと思う。

まだ、物はあるんですよ、きっと東京には。
そして、近い将来、回復するんだろうと、誰もが理解している。
でも、万が一、何かあって回復が遅れたら・・・など、
やはり理性よりは、恐怖に動かされる部分は大きい。

それに例えば、子供を持つ親たちが、
いざとなったとき、自分の子供を飢えさせるわけにはいかないと考えるのは、
被災地も東京も、同じなんじゃないかと。
(私はひとりもんですが・・・(涙))

物が買えないコンビニ、あちこちに並ぶ人々を見るたびに、
その心配は膨らんでいく。
そろそろ、回復の兆しを見せてくれないと
東京は、無用な恐怖感に動かされる人が増えてしまいそうです。

幸い、ガソリンや電池、カップ麺などの需要について、
解決策が発表されつつあります。
危機感がなくなれば、買いだめする人も減り、
増産策も相まって、おそらく東京の流通は回復していくことでしょう。
東京の人々が、冷静な譲り合い精神を失う前に、
コンビニにおにぎりが戻ってきますように・・・。

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地震特番を放送するようになってから、
番組の間に入るCMが、
ほとんどAC(公共広告機構)のCMであることに、
皆さんも気づいていると思います。
あの「エ~シ~♪」というサウンドロゴ、
非常に耳につきますもんね。
(これだけ聞かされると、絶対音の無い私も、実音で耳の中に残っています。
 皆さんもそうじゃないですか??
 絶対音の無い人でも、繰り返せば、確実に音程も耳に入るのでは・・・)

異常ですよ、このACの氾濫。
で、何でACのCMばかりになるのか、気になって調べてみました。
どうやら、
穴埋めとして使ってよい、いつ流れてもよいという契約のCM、
番組単位ではない安い契約のCMを連発しているのだろうという結論に。
特別編成で、特定のCM契約が無いのかもしれませんしね。
つまり、穴埋めとして、ACのCMは流れている(^^;

さて、ちょっといい話・・・みたいなACのCMですが、
あそこまでしつこく聞かされると、
・・・ちょっと嫌気が差します・・・(^^;言っちゃった。
善意というは、内側から湧き出すんだと思うんですけどね。
何度も見ていると、善意を強制されているような、
子供にセリフを言わせていることに、
すごく作為的なものを感じたりして、不快な感覚に・・・う~む。

ま、私がひねくれ者で、過剰に反応してるだけですけどね(^^;
いや、違うな、多分、地震特番のテレビ見すぎなんだな。

テレビ消そ。

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原発・・・。
なんであんな手に負えないもの造っちゃいましたかねぇ・・・。
今も造り続けているんですよ。

*******

「使用済み核燃料を冷やすために、ヘリから水を撒く方法を検討している」
なんてことを言ってました。
それって、「注入」じゃないですよね(^^;
よもや、散水しか手が無いとは・・・。

4号機の、火事の原因も良くわからない。
鎮火についても、「いつの間にか消えていた」と言っている(笑)
・・・いやいや、「(笑)」なんていう微笑ましいもんじゃないですよ。
核を扱う施設が、勝手に燃えたり消えたりしてるんですよ!?

どうやら、原発を造る方々の発想に、
ひとつ大きな落とし穴がありそうです。
それはつまり、原発は、

「“想定どおり動いているかどうか”しか、確認できない」

ということ。
しかも、計器を見て想像するだけで、事実を確認する方法が無い。
想定どおり動いていないことがわかったとき、
その原因を突き止める方法、あるいは、修正する方法は、無い。
(例えば、「海水を注入しているが、水位が上がらない」とか、
     「水が入っているなずなのに、温度が下がらない」とか)

水を注入しても水位が上がっていかないとき、
「水位計の故障や、水漏れが起きているかもしれない」
というコメントがしきりに発表されていましたが、
水位計がほんとに故障しているか、
水漏れが実際に起きているのか、確認のしようがない。
(・・・ということは、気づかずに水位計が故障していたとしたら、
 「水位計が満水を指していても、空焚きになっているかもしれない」
 ということですよ!?)

爆発した後に、
「何らかの異常が発生していると考えられる」
とは、ちょっとのんき過ぎるような・・・。

「放射性物質が、漏れ出したかもしれない」
というコメントもあった。
つまり、漏れそうな状態で踏みとどまることは、できない思考ですね。
漏れたかどうかは、施設の外のメーターを見て判断するしかない。

オムツが取れない子供みたいなもんです。
「出た・・・」とだけ、報告する(^^;
大人なら、あとどのくらいで漏れるのか、
それを判断して、我慢したり、トイレを探したり、対処する。
・・・びみょ~~~に、話がそれましたね(^^;

戻して、まとめましょ。
例えば、ある種のシステム(プログラム)を作るとき、
そのシステムは、必ずフローチャートの中で完結していなければならない。
エラーで止まるようなものではなく、
エラーがあったら、変数に数値を代入して返してくるようなものでなければ、
問題が起こることを予想することも、
問題点を修正することもできない。

原発というのは、運転し始めたら、
すぐに停める、原発を廃棄する、ということはできないのです。
何重にも安全策を張り、
複数の方法で故障や損傷を把握できるようなシステムを作らないと、
今後、原発に頼る発電制度そのものに向けられた不審の眼を、
払拭するのは難しい・・・。

・・・長くなっちゃいましたが、最後に
映画「機動警察パトレイバー2」より、
射撃教官の太田さんと、研修生の会話を紹介して終わります(^^;

研修生「教官!質問。なぜオートを使わずマニュアルで射撃研修を?」
太田「オートモードが故障したらどうする!?」
研修生「でも、出動はペアが原則ですし・・・」
太田「その僚機が行動不能だったら!?」
研修生「いや~、しかし、そんなケースは万に一つの・・・」
太田「その万に一つに備えるのが、俺たちの仕事だろうが!このボケ~!!」

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ひとつ気がかりがあります。

私の姉は、今、水戸市でライフラインを断たれ、
ひびが入って危険な社宅を出て、家族とお寺で避難所生活をしています。
小さな子供が三人。
そしておなかには、8ヶ月の赤ちゃんがいます・・・。

その水戸市の名前が、計画停電3グループにある。

茨城県は、被害状況がテレビ等であまり伝えられていないといわれます。
茨城にテレビ局が無いからだとか、
東北の津波の災害があまりに衝撃的過ぎて、そちらばかり放送されるからだとか、
理由はいろいろいわれていますが、ほんとのところはわかりません。
ただ、冷静に見て、茨城の被害を伝える情報が明らかに少ない。
どれだけ大変な思いをしているか、伝わっていないのではないか・・・。

やっと、少しずつ電気が回復しつつあるというのに、
未だにライフラインが回復しないというのに、
震度6クラスの余震におびえているというのに、
計画停電・・・。

これには、電力区のためもあるとは思います。
茨城は東京電力だから。
意外と知られていませんが、新潟県は、東北電力の管区です。

もちろん、千葉県だって、沿岸での被害が出ているのはわかっていますが、
茨城はなんとかなりませんかね・・・。

私は姉に、
「一緒に我慢しよう!」とは、言えません。

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東京電力のホームページは、アクセス集中のせいか、開きません。
以下のページから、各都県の停電グループ分けの表がダウンロードできます。

東京電力、計画停電を実施へ-各グループと時間帯

ただ、このページでもそうですが、
テレビなどで発表されている市町村の名前と、詳細表の中身が合っていません(--;

たとえばですが、市町村名としての立川市は、
グループ2と3に書かれているんですが、
表の方を見ると、立川市は、グループ3と4に属しています。

そのほか、テレビ等の発表に無かった、
台東区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、杉並区、豊島区、
北区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区の名前が、
表の中には含まれています。
予想外の時間、場所で、停電に見舞われて慌てないよう、
心構えしておかないといけませんね。
情報が周知されないと、ぜんぜん“計画”停電にならなくなります。

場所によって違う時間に停電。
動かない電車も出てくる・・・。
こりゃなかなか大変です・・・。
合唱団の練習先が、停電していないかどうか。
そして、練習所が大丈夫だとしても、そこに集まる団員の足があるかどうか、
私もそこにいけるかどうか・・・。

事態の大きさを考えれば、仕方ないのかもしれませんが、
被害の小さかった東京のわれわれは、気持ちを切り替え、
日常に戻って、仕事をしなければ・・・と思っていた中なので、
ちょっと明日からが心配です。

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だめだだめだ!
発表された市町村名と、
東京電力のページにある細かい町名までの表(以下のPDF)とに、整合性がない。
そのため、グループの市町村名を削除しました。(23:45削除)

電区の都合により、市町村名では意味がなく、
実際の停電グループは、町名、番地ごとに分かれているとのこと。

以下のページで、自分の町名を見つけるしかありません。

計画停電 東京都分(http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf)

(ただし、わかるのは町名まで。番地ごとの区分けは、情報無し)

ちなみに、各都県の情報は、以下が便利かと。
(東京電力のHPは、アクセス集中のためか、開きません)

東京電力、計画停電を実施へ-各グループと時間帯

***************

計画停電 東京都分(13日22:45発表現在)

第1グループ(6:20~10:00・18:20~22:00)
第2グループ(9:20~13:00・18:20~22:00)
第3グループ(12:20~16:00)
第4グループ(13:50~17:30)
第5グループ(15:20~19:00)

*計画は、変更があるかもしれないとのことです。
*東京23区も、今後加えられる可能性があるとの情報があります(23:05加筆)

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