【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

皇帝ペンギンの潜水戦略_学究達=255=/塩見こずえ(04/11)

2021-11-18 05:50:01 | 浪漫紀行・漫遊之譜

長くて27分以上、深さにして560m以上 鳥類でいちばんの潜水能力

-65℃の氷原上で身を寄せ合い、雪しかない絶食状態にて繁殖地で抱卵するオス

卵が孵化する約120日間で体重は40%以上減少、再び海洋に戻る途中に死ぬオスがいる

オスだけが抱卵するコウテイペンギン、その潜水戦略を解き明かす塩見こずえ

【この企画はWebナショジオ_【研究室】「研究室」に行ってみた】 を基調に編纂

(文=川端裕人/写真=藤谷清美、塩見こずえ(調査) & イラスト・史料編纂=涯 如水)

塩見こずえ(04) / 第2回 “長く深く”潜るコウテイペンギンの思いを探る =2/3= ◆◇

 はじまりは、京都大学農学部の学部生時代で、やはりペンギンがらみだったのだという。

「研究室をどこにするか選ぶ時期に、ちょうどバイオロギングをやっている先生の授業で昭和基地のアデリーペンギンにデータロガーをつけて潜水行動を研究したという話が出てきたんですね。それまで、バイオロギングって言葉も知らなかったんですけど、『あ、これだ! 南極に行ってペンギンの研究をしたい』と思いまして。その先生に話を聞きに行って、ペンギンをやりたいんです、南極にはどうやったら行けますかと聞いたら、『南極なんて誰でも行けますよ』って(笑)」

 南極なんて誰でも行ける。

 本当かなあと思うのだが、実際にその2年後には南極にいたわけで、「先生」の言葉にはそれなりの根拠があったのだろう。しばらくして、塩見さんは、バイオロギング研究コミュニティの中心人物の一人、東大・大気海洋研究所の佐藤克文准教授に紹介された。そして、佐藤准教授自身が、2004と2005年に南極で集めてきたコウテイペンギンの潜水データをぽんと渡された。

「結構びっくりしました。佐藤先生に初対面でペンギンをやりたいんですと言ったら、『じゃ、やる?』って(笑)。最初にもらったのは、地磁気と加速度と速度と深度を測れる比較的新しいロガーをコウテイペンギンにつけたデータだったんですね。そのパラメータを使うと、水中での3次元の潜水行動が再現できるはずということで潜水経路ロガーと言われています。でも、実際には、バラバラに記録されたパラメータを組み合わせて潜水経路を再現するわけです。卒業論文としては、基本的にはまず計算して潜水経路を再現するのがメインで、あとは計算した潜水経路にやはり誤差が出てくるので、その誤差の原因を調べました。一番大きく効いてくるのは海流でした」

 この時点で塩見さんは、バイオロギングのデータ処理について学んだものの、フィールドには出ていない。進学して修士課程に入っても、同じデータと格闘する日々だった。というのも、細かく見ていくと、海流だけではなく様々な誤差要因が見えてきたからだ。ロガーの特性を極めた! と思ったら、また別の要因が出てくる。ひとつ印象的なエピソードは、「潜水行動の特徴を発見したと思ったら、実は誤差要因だった」という話。

・・・・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 可愛くて愛くるしいコウテイペンギン=皇帝ペンギン= (4/6) □■

メスが戻ると雛を託してオスも採食のために海に向かい、以後は雛がある程度成長するまでは交代で育雛を行う。 雛は孵化してから40 - 50日で、雛だけで構成させる群れ(クレイシ)に合流する。 クレイシに合流した雛は鳴き声をあげて、海から戻ってきた親鳥に食物をねだる。 雛は孵化してから約150日で、産まれた集団繁殖地から離れる。

コウテイペンギンの繁殖行動(繁殖・繁殖時期)について

ペンギンは南極にすむと思われがちだが、実際に南極大陸におもな繁殖地を持つのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種類だけである。 アデリーペンギンは夏に地面が露出した海岸で繁殖するが、コウテイペンギンは零下数十度の冬の氷原で繁殖を始める。 このためコウテイペンギンは「世界でもっとも過酷な子育てをする鳥」と呼ばれることがある。 厳しい冬に子育てを始めるのも、ヒナの成長と餌の量に関連したものと考えられる。

南極では秋にあたる3月から4月の頃、群れは海を離れて繁殖地である氷原に上陸する。繁殖地は海岸から50-160kmほど離れた内陸部である。 これほど海岸から離れる理由の一つは捕食者から逃れるため、また雛が成長する前に氷原が溶けてしまうからであると考えられている。

Deep Sea Diving For Food | Natural World: Penguins of The Antarctic

https://youtu.be/StyA47XyCXw

]求愛行動およびそれに続く交尾の後、5月から6月にかけてメスは長径12cm、重さ450g程度の卵を1個だけ産む。 産卵により疲労しているメスは餌を求めて海へ向かい、繁殖地に残ったオスは卵を足の上に乗せ、抱卵嚢(ほうらんのう)と呼ばれる両肢の間のお腹のだぶついた皮を使って、抱卵を始める。抱卵は立ったままで行い、巣はない。

オスはブリザード(地吹雪)が吹き荒れて-60℃になる極寒の冬の氷原上で身を寄せ合い、抱卵を続ける。卵は約65日で孵化するが、抱卵中のオスは雪を食べるしかない絶食状態に置かれるため、エネルギー消費量を抑えるため睡眠に近い状態で過ごすものの、孵化する頃にはオスの体重は40%以上も減少してしまう。

繁殖地へ移動した頃から数えると約120日間も絶食していることになる。 8月頃にはヒナが生まれるが、メスがまだ戻ってきていない場合には、オスは食道から分泌した白色の乳状の物質(ペンギンミルクと呼ばれることがある)を餌としてヒナに与える。 メスが海から戻ってくると、ヒナの給餌はメスが行うため、オスはやっと海に出て行けることになるが、遠い海までの道のりで力尽き死んでしまうオスもいる。 オスだけが抱卵するのはコウテイペンギン特有であり、他のペンギンはオスとメスが交代で抱卵する。

・・・・・・明日に続く

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皇帝ペンギン(日本語吹替版) 

動画のURL: https://youtu.be/X--yxqCutsQ  

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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