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BOSS、いろいろ物思う

昨日の夕方の事。


「あ~~っ!ネコだ~!」と、野中さんが大きな声を出した。

ボクと中村さんがよって行き、「どこどこ?」


子猫が店の入り口の階段を上がってきて、ガラス越しに店内をキョロキョロのぞいていたらしい。

しかし、あたりを見渡しても もうネコの姿はありません。

「何処かへ行っちゃったんだね」と、言い終えた直後に

中村さんが「あれっ?あれってネコじゃないですか?」と、道路を指差した。

中村さんが指差す方へ視線をうつすと、道路の真ん中にネコが横たわっていた。


車に轢かれたんだ...


ついさっきまでチョロチョロ動いていたネコが、数十秒後には身動きしない「死体」になってしまった。

後続車がネコを避けて走っている。

しかしこのまま放っておけば、次々に轢かれ ペチャンコになっていくだろう。

なんとかしてあげたいけど、もし、内臓とか出てたら...

躊躇していると、野中さんと中村さんが懇願するような目でボクを見ている。

「わかったよ...」

手袋と袋を持って道路を渡り、比較的キレイな轢死体を見て 少し安心し回収した。

で、埋めてあげました。


これ、自慢とか美談じゃないんです。

生きているネコだったら、素手で触ったり、抱いたり、なでたりできるのに

「死体」になったとたん 手袋をしなければ触れなくなってしまった自分が ネコに対して申し訳ないような気がして...。

触るどころか、轢死体など できれば見たくないというか、回収するのもイヤというか...。

もちろんなんとかしてあげたいけど、オレはちょっと...

野中さんと中村さんに促されて、しかたなく行動しただけ...。


さっきまで生きていたネコ。

死んじゃったネコの抜け殻。

何が違うと言うのでしょう。

なんだか触るのを躊躇した自分がちっちゃく感じました。



ネコの魂って、何処へ行ったんでしょう...。



なんだか複雑な心境のまま家に帰り、たまたま見た映画。





チャ・テヒョン主演の「ハロー!?ゴースト」

何の予備知識も無く、友人に借りた映画だった。


自殺願望の青年が主人公

天涯孤独の青年が、生きる希望を失い 何度も何度も死のうとするがうまくいかない。

ある日、大量の睡眠薬を飲んで自殺を図るが またも病院のベッドで目覚めてしまう。

しかし、今回はいつもと違っていた...

なんと幽霊が見えるようになってしまったのだ。

四人の幽霊に憑りつかれてしまった青年は、その幽霊を成仏させようと

それぞれの願い事を叶えようと奔走する...。


正直、ダラダラ~っとした展開で そんなにオモシロイ映画じゃねぇ~なぁ~と思いながら見てたんですけど、

ラストにとんでもない大ドンデン返しがあり、思わず泣きそうになるくらい感動しました。

笑って泣いて感動する...そんなドタバタコメディーでした。


人は死んでも魂は生きるのかな? 

よくわからないけど、この映画を一日早く観ていたら

もしかしたら、轢死したネコを躊躇することなく扱えたかもしれません。


今日はよくわからんこと書いてますね。

ごめんね。



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