南房総市滝口地先の長尾川にかかる橋です。
石積工法の様式三重橋、明治21年3月(1888年)竣工。
平成元年3月10日千葉県有形文化財に指定され、平成17年には「土木学会選奨土木遺産」に認定されています。
袖柱の文字は、「眺尾橋」であったろうということで補修されています。
「長尾橋」とも呼ばれていますが、当ブログでは県が指定した「めがね橋」を表記します。
第2次大戦で戦車を通したためいたみが激しく、自動車は通行禁止にされています。
現在は市の東側は親水公園になっています。
この柱には千葉、東京、近隣町村までの距離が書いてあります。
上流側、橋脚は水流に耐える構造になっています。
下流側、石の風化が目立ちます。
下流側から上流を見る。雑草でアーチが一つ見えません。