【宝塚】星組の「めぐり会いはふたたび」

久々の宝塚ネタです

柚希礼音君率いる星組の「ノバ・ボサ・ノバ」が観たくて
買ったDVDですが、劇の「めぐり会いはふたたび」が
（あまり期待していなかったのですが）思わぬ収穫だったので
書きたいと思います

【ストーリー】（以下ネタバレあり、要注意です）

シルヴィア（演；夢咲ねね）は名門オルゴン家のお姫様。
父親のオルゴン伯爵が「そろそろ結婚を」と言うが、
花婿候補の真の姿を見極めるべく、シルヴィアは侍女リゼット（演；白華れみ）と
入れ替わることを思いつく
一方花婿候補の一人ドラント（演；柚希礼音）は
花婿を選ぶシルヴィアを試そうと、従者のブルギニョンと入れ替わる。
　　
お互い入れ替わっているとは知らずに、偽ドラントは偽シルヴィアと、
偽ブルギニョンは偽リゼットは愛し合ってしまう。さてどうなる！？というお話。

ところどころに「星」のキーワードが。「星組」にピッタリの作品です
オルゴン伯爵が「皆様、本日は星に祝福された良き日に…」
芸人たちの歌「♪きっと見つける私だけのエトワール♪」
偽ドラント「船乗り達が北の真ん中星を見つけるようにして、見つけたんです。」
「忘れません。この空に、星が輝く限り…」
本物ドラント「シルヴィア、私のたった一つの輝ける星」　などなど。

見ていて本当に楽しいです特に以下の掛け合い。

偽ブルギニョン；「邪魔だ、そこをどけ」
偽リゼット；「あなたこそおどきなさいよ！！」

偽リゼット；「私、♪お嬢様のための愛の探偵　花婿達の本当の姿調べに行くのよ♪
もちろんお嬢様には内緒♪」
偽ブルギニョン；「そりゃマズイな…」

偽ブルギニョン；「頼むぞブルギニョン、お前の演技力に期待だ～っ！！」
偽リゼット；「何をブツブツ言ってるのよブルギニョン！王子様みたいに突っ立てないで、
ついていらっしゃい」
偽ブルギニョン；「ブルギニョン…？あ、俺のことか全く…女王様みたいに傲慢な女だ」

お互いの主人をけなして、「おい、お前のご主人様だろ」「あなたのご主人様でしょ」と
ツッコミを入れながら笑い合うトコロもツボ

ブルギニョン（演；紅ゆずる）、黙っていれば普通にイケメンなのに
　
↓やはり萌えポイントは柱寄りかかりチューでしょう
　
↓ラスト、「実は私がドラント＝ヴェスペールなのです」とカミングアウトした時の
かっこ良さがハンパないです
ユグドラシルの樹の前で、「自己紹介から始めましょ！私達まだお互い知り合っていないもの。」
と言って改めて名乗った後に「フフフッ…」と笑い合うのも可愛過ぎる
　　

そしてフィナーレも本当にキレイ…夢の世界です
　　
美しい二人のデュエットダンス。ただただ美しさに溜め息が出るばかり
　
　

↓大階段のパレードの、ねねちゃんの衣装は…
お姫様の衣装に無理矢理　羽を背負わせたという感じ
（上半身だけなら良いんですけどね…）