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偏平足

里山の石神・石仏探訪

里山の石神端書265 鯨塚(千葉県南房総市千倉)

2024年02月15日 | 里山石神端書

千葉県南房総市千倉の平磯・長性寺の鯨塚

 太平洋に面した千倉町の高塚山の山ぎわには、集落ごとに真言宗の寺が並んでいます。その一つ千田の長性寺を訪ねました。


 山門に子抱地蔵が座す長性寺、境内にブーゲンビリアの花が咲いていました。本尊は不動明王、拝見させてもらいましたら赤い憤怒の立像でした。


 鯨塚は本堂裏手のお堂入口に立つ宝篋印塔型の石塔で、「鯨塚/明治廿九年」銘。鯨は海からの漂着神。寄り神ともいわれた漂着物には、神像仏象をはじめ流木や貝や石までも、海からの恵みと考えて神仏として寺社に祀られました。千倉は和田などの南房総では漂着した鯨も仕留めた鯨も神として扱いました。
 南房総の太平洋側は昔から捕鯨が盛んな土地で、いまでも魚屋では鯨の肉やベーコンが売られています。かつては給食で鯨カツなどが出たそうですが、給食の経験がない私は昭和40年ごろ、安価な鯨のベーコンで一杯やったことがあり、これが実に美味であった記憶があります。
(地図は国土地理院ホームページより)


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