【残った山小屋】 小屋の下に広がっていた牛の放牧地に太陽光発電のパネルが並びました。同様のパネル設置は里山ばかりでなく都市部でも当たり前の風景になってきましたので、小屋の窓から眺めてもそれほど違和感はありませんでした。近い紹介、この国の里山でも当たり前の風景になるのでしょう。とくに山が穏やかでどこにでも人家がある阿武隈の里山は、設置にもってこいの地域だと思います。ただ里山といっても所有者が細かくわかれ、連絡が取れない人もいたりして、大規模に開発するのは大変なことのようです。山小屋下の牧草地は、共同の所有物であったことから、契約がスムーズにすすんで工事が早まったようです。ただ山小屋のある場所はWさん個人の山だったので、工事区画から外されました。借地料を期待していたWさんには残念なことでしたが、私にとっては幸いなことで、小屋の掃除と焚火をもうしばらく楽しめそうです。