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偏平足

里山の石神・石仏探訪

里山の石神端書210 十二山の神(群馬県みなかみ町三国街道)

2023年08月08日 | 里山石神端書

群馬県みなかみ町羽場・羽場日枝神社の十二山神(じゅうにやまのかみ)


 江戸時代の後期に上州や越後で神社の拝殿彫刻を手掛けた熊谷の小林源八の作、みなかみの画家・林豊山の間引絵馬、群馬各地の神社に天井絵を描いた林青山の作品が残る日枝神社ですが、これらは社殿の中で見ることはできません。代わりに境内にある石祠を案内します。


 一つは境内の隅に建つ「十二宮」。十二様とよばれている群馬に多い山の神です。社殿前にある古くからの十二宮と思われる石祠には「元禄三庚午(1690)」銘で、山の神の石祠としては古いものです。


 社殿脇にある石祠の室部上部左右に日輪月輪があり、「天照皇大神宮/元禄二己巳(1688)」銘があります。天照を祀る伊勢神宮の伊勢信仰は江戸時代初めから全国に広がり、「天照大神宮」「太神宮」の伊勢講碑が造立されます。羽場日枝神社の石祠は形や造立年代からみて貴重なものです。
(地図は国土地理院ホームページより)


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