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偏平足

里山の石神・石仏探訪

里山の石神端書261 藪中の石仏(千葉県長柄町)

2024年02月02日 | 里山石神端書

長柄町水上川流域の田代・延命寺の藪中の石仏

 長柄町は千葉県の中央部の街。一宮川の支流水上川流域を訪ねました。


 田代の延命寺は鶴岡宅の庭を通った先にありますので、ご主人にご挨拶してから境内に入りました。本堂は寺院というより生活の臭いがする民家風の建物です。このお堂は鶴岡氏が管理していて扉を開けていただきました。本尊は地蔵菩薩で、寺が延命寺なので延命地蔵なのでしょう。


 鶴岡氏によると、本堂の左手にある崖に石仏が沢山あるというのです。竹や雑木で覆われた崖で登るのは無理ですが、藪に手をかけ這い上がってみると、風化した二体の石仏が倒れていました。このような感じでいくつかの石仏が崖に倒れているようですが、詳細は不明です。境内に同じように風化した石仏が一体立っていました。如意輪観音です。房総の石で彫った石仏は風化が激しく、このような状態の石造物は各地に散見されます。

 鶴岡氏は山の先にある墓地も案内していただきました。そこには整った聖観音が並んでいました。かつては近くに屋敷があったそうなので、ここは屋敷墓のようです。中世から近世の墓は、死体を埋葬する埋墓と供養する詣墓の両墓制がある一方、死者と同居する屋敷墓がありました。また同族で墓地を営むことも多く、山麓を歩くとそのような墓地にたびたび出会います。
(地図は国土地理院ホームページより)


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