偏平足

里山の石神・石仏探訪

一石六地蔵 千葉県いすみ市須賀谷

2022年12月06日 | 里山石神端書

里山の石神端書142 いすみ市須賀谷・能満寺の一石六地蔵

 石仏が無いといわれた上総七里法華、上総土気城主酒井定隆(1435~1522)の領地の寺院すべてが日蓮宗の法華七里ですが、中世には天台宗が多かった土地です。その七里法華に隣接する須賀谷に天台宗の能満寺があります。


 寺の入口に建つ細長いお堂をのぞくと観音や地蔵の石仏が並んでいました。その中の一つが一石六地蔵。上下に三尊ずつ並ぶ地蔵は風化して持物がわかるのは数珠・錫杖・幢幡だけ。側面に「安永五丙申(1776)/願主善心」「施主女中六人」銘。地域の六人の女性が能満寺の善心和尚の指導で建てた六地蔵なのでしょう。

 お堂内には「正徳二(1712)銘がある聖観音菩薩と地蔵菩薩2基も立っていました。


 能満寺の山門には単体の船形光背の六地蔵が半ば埋もれていました。
(地図は国土地理院ホームページより)

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