ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

◇私達の歩み◇ ボルドの発作、その時マロンが・・・。

2010年03月11日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第86話

4月の中旬のことです、
ボルドの薬の種類を増やして
発作もなく落着いていたのですが、
1ケ月ぶりに起きてしまいました。

雨で散歩に行かれずにいたボルド。
その日の夕飯は、半額セールの牛肉。
良い香りに誘われるようにボルマロも興奮気味でした。
その牛肉をおすそ分けしたとき、
異様に興奮し始めていることに気がついたんです。
でも、
久しぶりのジューシーなお肉で嬉しいのだと・・、
少しはそんなこともあるだろうと・・。
でも・・、夕飯が終わり、
片付けもおわってホッとしていた時でした。

ボルドから目をはなして、
気持もボルドから注意が薄れた瞬間に、
ダイニングテーブルの奥にいたボルドが
倒れて硬直し始めました。
そして痙攣も起こし始め、
慌ててみんなでボルドに近寄り
「ボルドー、大丈夫だよー」
「みんな、そばにいるよ」と声を掛けて
体をさすっていました。

こんな時、
今までのマロンは、離れて様子を見ていたのですが
この時は、
一緒にボルドに近寄り、心配そうに覗き込み
顔を近づけたかと思ったら
なんとボルドの顔を舐め始めたんです。

そんなマロンに応えるように
ボルドは必死に体を起こして立ち上がろうとしていました。
マロンは、
更にボルドのクチのあたりに
自分のクチを近づけたかと思うと
ボルドのクチを甘噛みするように噛み始めました。
「ボルちゃん、しっかりしてー!!元気になって!!」と
何度か噛みながら、励ましていました。


いつもなら心配して様子を観察しているのですが、
何だか、心が温かさで満たされるような、
心配することよりも落ち着けて、
違う感情が心を満たして・・、
涙が・・・
ボルドの発作のショックで流した、それではなく

まだまだ幼いと思っていたマロンが、

その行動に驚き、嬉しくて・・、
そして感動でした。
そんな健気なマロンがかわいくて、いとおしくて
気付いたら抱きしめていました。

このマロンの行動から
ボルドもマロンを頼り始めたのかも知れません。

(第87話へつづく)

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コメント (2)
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