ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

ボルドの辛い叫び!!マロンには聞こえていた。

2009年12月02日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第76話

退院して2ケ月ぶりに発作が起きてしまいました。
発作が起きるまでは、奇跡だ。
立ち上がれなかったボルドが
歩けるようになり、
少しボールでも遊べるようになって
こんなに回復しているのだから、大丈夫。
よくなっているんだ。
そして、発作を忘れてしまっていればいいのに。と
ポジティブに考えていたマーボー家。
ところが、発作が起きると
やっぱり、そう簡単には治らないんだ。
このままずっと薬は止められないんだ。
やっぱり、他のWANより長生きはできないんだ。
また、いつ去年のようになってしまうかと
不安になり、ネガティブになってしまいました。

でも、一番不安だったのはボルドだったのです。
あの苦しい発作がまた襲ってきて・・・
自分でもどうしようもないんだと思います。
発作直後の何かを怖がるような
音や光にとても敏感になって
恐怖の眼差しで、家の中を
ウロウロ、キョロキョロしていました。

発作の後は、疲れて寝てばかりいたボルド。
寝ていても不安だったのだと思います。
また、発作が起きたら・・・
「てんかんはてんかんを呼ぶ」と言っていた
獣医さんの声を思い出していたのかもしれません。
だから、不安な気持を打ち消すかのように
マロンに寄り添って寝ていました。
マロンもそんなボルドの気持を察しているようで
黙ってボルドの好きなようにさせていました。
ボルドがマロンの頭に自分の頭をつけて寝ている姿をみると
WANにはWANが一番!
我が家には、ボルドはもちろんですが
マロンがいて良かったぁ。と思い、辛い病気ではありますが
微笑ましい光景で、癒される時でもあります。
そんなボルドとマロンを見ていると
ボルドがマロンに甘えていて
立場が逆転しているように見えました。
まだ、マロンは1歳を迎えて数ヶ月しか経っていないのに。
いつしか、
ボルドを守るお姉ちゃんになり始めていたのかもしれません。
マロンには、ボルドの辛い叫び声が
聞こえていたのかもしれません。

この後もボルドには・・・
寒くなるばかりの冬、マーボー家には
いつ明るく暖かい春が訪れるのか・・・

第77話につづく

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コメント (6)
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