カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

有楽町・京橋「京橋屋カレー」

2007-04-25 | 中央区
samuraiです。
今日は京橋にある『京橋屋カレー』というお店を紹介します。



場所は、京橋の駅から銀座方面に下った首都高の高架の真下にあります。
ていうか、注意して歩かないと見逃してしまいそうな裏路地のビルの2Fにありますw。
京橋駅からは歩いて5分ぐらいでしょうか。



このおよそカレー屋とは思えない佇まいww
何か、ちょっとした料亭や小料理屋を彷彿とさせますね。

店内は木造りの暖かさを感じる内装。
全体的に和テイストが漂います。
お店はカウンター、テーブル席を合わせても10席ほどの小さなお店です。



お昼時を過ぎてから訪問したのですが、店内は半分ほど埋まってます。
こちらのオープンが2006年夏ということですから、
わずか1年経たずにこの人気ですか。
ほー、こりゃ期待出来そうですね!

さて、メニューはこちら。



野菜カレー・キーマ・京橋大根カレー・チキンカレーなどのメニューが並びます。
が、やはりここはツインをいただくしかないでしょう!
ということで、「裏ツインカレー(1400円)」を注文。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



中央にご飯が配置され、その両サイドにカレーがのるスタイル。
付け合せはマッシュポテトに、ドライイチジクのヨーグルト



こちらが、「キーマカレー」。



荒めの挽肉と、グリーンピースの彩りがいいですね。
ルーは汁気のないタイプですが、ドライほどパサパサしていない。
ちょうどよい水加減ですね。

そして、こちらが「京橋大根カレー」。



こちらはキーマよりも少し水分が多い感じですね。
余談ですが、この辺りは昔大根市場で栄えたらしく、
その名残で、京橋という名を付けた大根カレーを提供しているそうです。
こういう地元を大切にする姿勢は好感が持てますね。

それではいただきますか。

まずはキーマから。



一口目に感じる爽快なカルダモンの風味。
この和風お店の内装からは全く想像が付かない
本格的なインド系のスパイス感じゃないすかっ!!
口当たりは結構辛めで、じゃりじゃりとしたスパイス感が楽しめます!
このスパイス感は「エチオピア」に通じるものがありますが、
それよりも汁気が少ないので、存分にスパイスの風味を楽しめます。
挽肉の旨みがぎゅ~っと凝縮されたお肉は
噛み締めれば噛み締めるほど、その旨みが舌にダイレクトに響きます。
うお~、こりゃおいしいですね!!

さて、お次は「京橋大根カレー」を。



大根は柔らかく煮込まれていて、存分にカレーの旨みを吸い込んでます。
先ほどのキーマがカルダモンがかなり感じられるのに比べて、
こちらはクローブの風味が鮮烈に感じます。
辛さはキーマと同レベルですかね。
直線的な辛さではなく、スパイスの複合的な効果で
じんわりと首筋に汗がにじむような感じと言えばいいでしょうか。
ルーは濃厚に見えますが、全くそんなことはなく
大根との親和性がかなり高いと思います。
うっは~、こちらもおいしいですね!!

カレーは双方ともかなりレベルが高く、
それを食べ比べられると、各々のカレーの深みが見えてきます。
確かに1400円という値段を考えると、CPは決していいとは言えませんが、
このお金を払う価値は充分にあると思います!!
大変”グレードの高いカレー”をいただきました。

ということで、こちらは大変オススメ出来ます
お値段は張りますが、それだけの価値はありますよ!
皆さんも有楽町や銀座散策の際に是非!!


・辛党さんの記事はこちらです。


【お店情報】

京橋屋カレー

住所:中央区京橋3-4-3千成ビル2階(←地図のってます)

電話:03-5203-2810

営業時間:11:30~15:00、18:00~21:00

定休日 不定休(土日祝は昼のみ営業)