カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

日比谷「松本楼10円カレー」

2006-09-25 | フェス関係
今日は年1回日比谷は「松本楼」で行われる
「10円カレー」に仕事をサボ、いや合法的に休んで行ってきました。



「松本楼」は今年で創業103年を迎え、明治・大正・昭和・平成と
4世代に渡り、日本に洋食を伝えてきた
まさに重鎮。



が、その松本楼は昭和46年に放火で燃えてしまい、
炎上から2年、全国からの励ましにより再建。
その時の感謝の気持ちを込めた記念行事が「10円カレー」なわけで、
今年で34回目を迎えるらしいです。



去年は日曜開催ということで、気絶しそうなぐらい人が並んでいたのですが、
なんせ、今年は月曜日。
そんなに並んでないだろうなぁ、と思って10時前後に現地に行ったら
その考えがすぐに甘かったことに気付きました。
目の前には優に千人を越える行列が・・・。(゜Д゜≡゜д゜)



( ゜д゜)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゜д゜)


ぐぅあ!
マジっすかこれ!?
(カレーは2000人までです。)
こりゃ下手したらカレー食べれるかどうかすらも分からない
危険な状態じゃないすか!!
ダッシュダッシュ!!
ということで、やっと最後尾に並びました。
整理券をもらったら1520番。
ふ~ギリギリセーフ。

どうやらUSHIZOさんも遅れているらしく、
しばらくして1780番台をGETしたという情報が。
お互い間に合って何よりです。
さて、待っている列の間を立教大学の鼓笛隊のみなさんが。



ヒマな待ち時間のアトラクションとして、こういうのがあるのはいいですねー。

さて、待つこと2時間半。
いよいよ自分の番が近付いてきました。
入り口でワインを配っていたので、そちらで喉を潤してと。



さて、その先では勝沼のデラウェアや、カルピスのお土産をいただきました。
うーん、うれしいですね。

そして、いよいよ待ちに待ったカレーがやってきました!
あー、カレーが出てくるのがこんなに待ち遠しかったのは何年ぶりかと。(笑)
よし!いただきます!



カレーは懐かしく、それでいて洋食の底力を感じさせる
奥深い味わい。
家庭の味のようでありながら、レストランの上品さを持ち合わせた
創業103年の技とでも言うんでしょうか。

ビーフはほろほろと柔らかく、チャツネとフルーツの甘味、
ルー自体の辛さとコクが複雑に交じり合っていて、
おいしいですねー!!
待たされただけあって、おいしさもひとしおです。

つーか、この平日に来てる人々は普段何やってんだろ。(←オイ)
まあ、平均年齢が、60以上なんですけどね。
みんな1年間、この催しを楽しみにしてきたんだろうなぁ。
多分10年後も20年後も、このイベントは残っていくんでしょうし、
自分も老後にヨボヨボしながらカレー食いに来るんだろうなぁと
感慨深く思った今日この頃でした。

※USHIZOさんの記事はこちらです。

【お店情報】

日比谷 松本楼

住所:東京都千代田区日比谷公園1-2

電話:03-3503-1451


営業時間:ランチ(月~金曜日)11:00~14:30
(土・日・祝日)11:00~15:00
ティータイム(月~金曜日)14:30~17:00
           (土・日・祝日)15:00~17:00
     ディナー 17:00~ラストオーダー21:00

定休日:無休