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Dear Zachary /ザカリーに捧ぐ

2016年05月29日 06時36分27秒 | 映画



YouTubeで町山智宏さんの動画を観ていたらこの映画の解説があったので観てみました。
(作品自体はネットに普通にアップされています)
町山さんの解説で、「考えられる以上の最悪の結末」とあったので私は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とか「ファニーゲーム」とか
そういう後味悪い系かと思いましたが・・・

アメリカで医者のアンドリューが同僚で元ガールフレンドのシャーリーに銃撃され殺されてしまう。
アンドリューに別れ話をされたことによる怨恨が殺害の理由だった。
加害者のシャーリーは母国カナダで裁判にかけられるが、その時にアンドリューの子供を妊娠していた。
生まれた子供はザカリーと名づけられ子供の親権を巡ってアンドリューの両親と争う事になるが・・・

この映画は最初、プライベートで撮っていたドキュメンタリーであること。
そのドキュメンタリー映像はアンドリューの友人が撮影していること。
その目的は、父親を知らないザガリーへ将来、父親の事を知ってもらうのが目的だということ。

うーん、なんでしょうか・・・
観ているだけで体力を使う作品ですね、しかもドキュメンタリーなのがキツイです。
現実は小説よりも奇妙」っていうのを突きつけられる怖さっていうのは精神的にどうも・・・

映画は最初アメリカでは日常茶飯事的な(どうかは分かりませんが)殺人事件だったのですが。
後半から「えっ!!なに!!」っていう展開です。ドキュメンタリーがどんどん映画的な結末になっていく。。。

このような結末になるって・・・この世に神はいないんじゃないかっていう感想と
それでも神はいて、愛はまだ人間の中にあるっていう感想と二分するんじゃないかと思う。

正直なんとも言えないです。。。。

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