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住宅用火災警報器の義務化。

2011年05月26日 | Weblog

ちょっと前に知った事だったけど、
気づいたら義務化期限の6月1日にまで残り4日。
しょうがないので火災警報器を買ってきた。

消防法の改正により義務化されたわけだけど、
いまいち浸透していないと感じるのは俺だけだろうか。
地デジに関しては嫌になるぐらいCMを流しているし、
アナログ放送を見ていると「このままでは見られなくなります」的な事が、
番組の上と下にずっとでている。

今回の義務化に関しては目的が命を助けるため、
個人の財産を守る為という事だとわかるけど、
地デジに関してはそういう目的ではない。
なんか浸透させようという方向を間違っていないだろうか。
火災報知器のほうがずっと重要だろうが。
今日も車で走っていたら消防車が5台くらいサイレンを鳴らして走っていった。
家にいても遠くでサイレンの音は聞こえてくる。

だから火災報知器に関しては義務化するのもありだと思う。
それで命が助かる確立が上がるのであれば。

買う時に電器屋で話を聞いたんだけど、
警報機を設置する場所というのは住んでいる地区によって違うらしい。
秋田市は寝室と廊下もしくは2階への階段があれば階段の上の2カ所に設置するのが義務。
ここで台所は義務じゃないのか?という疑問が出てきたが、
住んでいる地区によっては台所も設置しなければならないらしい。
秋田市の場合は台所は義務ではなく推奨という事だった。

因に住宅用火災警報器等とは?
住宅における火災の発生を未然に又は早期に感知し、
及び警報する警報器・設備であり、次のいずれかを設置することとされています。

集中監視型住宅用自動火災報知設備
感知器、受信機、中継器などから構成されるシステムタイプの警報設備。

住宅用火災警報器
感知部、警報部等が一体となった単体タイプの警報器で、
火災を感知した火災警報器だけが警報音を出します。

煙式警報器
煙を感知して、火災の発生を警報音又は音声で 知らせるもので、一般的にはこれを設置。

という事で色々あるようだけど、基本は一番下の煙感知式のようだ。
俺が買ってきたのはパナソニックの1万5千円もするやつ。
高すぎる!
安いやつは3千円くらいであるんだけど、
単品でしか鳴らないのでそれじゃあ付ける意味がないと思い連動式にした。

連動のいい所は、例えば寝ている間に居間で火災がありました、
廊下に設置した警報機が煙を感知し警報機が鳴る。
それと同時に寝室に付けている警報機も「他の部屋で火災です」と鳴る仕組み。
今回買ったのは親機と子機の2個セットだが子機を買い足す事もできる。
台所用に買おうかと思ったが子機だけで定価が8800円もするという法外な値段。
絶対に普及させようと思っていない値段だ。
親機とセットで買えば千円ちょっと値引きで、
7千円ちょっとですとコジマデンキで言っていたが、
あまりにも高いので買うのはやめた。

その後別の用件でホームセンターに行ったら、
同じ子機が5千円で売ってましたよ。
親機と子機のセットは1万4千円くらいとコジマデンキより少し安かった。

電器屋は義務だ義務だと押し付けて、
高いと言われてもこればっかりはしょうがないですと言い、
あまり値引きしないで儲けようという魂胆のようです。

それと前のモデルというのが連動式でも安く売っていたが、
あまりにもデザインが悪いので却下。
逆ピラミッド型でボコボコしててヒモがついている物。
あんなの部屋には絶対つけたくない。
しかもつけたら数年はつけたまま。
デザインは大事ですよ。

もしもの時の備えというのは、
今回の震災でもの凄く大事だと実感した事だからな。
義務だから嫌々というよりも、
もしもの時のためと考え、買ってない人は買ってほしい。

しかし義務化とはいえ消防で一軒一軒調査してまわるんだろうか?
それは現実的ではないな。
そうなると新たな天下り先ができたのか。
もしそうであれば嫌な感じだ。