Tribe Color Time

花は色 人は心 音楽は香り

Mr.Everything。

2006年11月25日 | スポーツ

昨日の夜見事に失敗した。
いつも見ている「24」を見逃した。
録画もしてなかった。
なんでこうなったかと言うと、無性にジョーダンのプレーが見たくなり、
「24」の事をすっかり忘れてジョーダンのDVDを見てしまった。
失敗したな…
まぁしょうがないわ。

そのジョーダンのDVDを見てからこの記事を書こうと思った。
Mr.Everythingと言われるケビン・ガーネット(以下KG)の事を。
写真の人がKG。
かなり前だけどNIKEのCMでも登場して「ビヨ~ン」って飛んでた人。
覚えている人いるかな?

ティンバーウルブスに1995年に全体5位で入団。
ティンバーウルブスというチームは本当に弱いチームで、
いつも最下位にいたようなチームだ。
しかし、このKGが入団してから、
だんだんと常勝チームになりだした。

俺はNBAを見てない時期があったから、
ウルブスが強いというのが最初は信じられなかったが、
KGを見てなるほどと思ったほどこの男は強い。
細身の体ながら高い身長をいかし、
中に入ってもよし、外から狙ってもよし、
まさにMr.Everything。
フォワードとして最強の男。

しかしこのKG率いるウルブスは今現在も苦戦をしている。
バスケはチームスポーツだからしょうがないが、
なぜこれほどの男がチャンピオンリングに手が届かないか。

プレイオフに出場しても7年連続で1回戦負け。
それをなんとかするべく2003-04シーズンに、
キャセールと、スプリーウェルを補強。
これでウルブスは完全に優勝を狙えるチームとなり、
ウェスタンカンファレンス最高勝率でプレイオフに進出。
いつも苦戦していた1回戦を突破し、
ウルブスは勢いに乗りカンファレンス・ファイナルまで登り詰めた。
しかし相手は最強軍団レイカーズ。
あと一歩でファイナルに手が届く所だったが2勝4敗で敗れた。

次のシーズンも変わらないメンバーで優勝を目指したが、
シーズン途中でキャセールの怪我がひびいてダメだった。
ここからまたウルブスの低迷が続く。

NBAにはKGのようなスター選手が数多くいるが、
どの選手もチャンピオンリングに手が届くわけではない。
しかしその中でもKGは、
一番チャンピオンリングから遠く離れてしまった存在かもしれない。
ここからウルブスが上位を狙えるチームになるには何年後か。
KGは現在30歳。

ウルブスの看板選手としてきたが、
そろそろチームを出る時が来たのかもしれない。