とめどもないことをつらつらと

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引用OKす。

権利とは何か

2017-07-17 06:43:49 | 哲学・社会

けんり【権利】の意味 - goo国語辞書
https://www.google.co.jp/#q=権利 意味

1 ある物事を自分の意志によって自由に行ったり、他人に要求したりすることのできる資格・能力。「邪魔する権利は誰にもない」「当然の権利」「権利を主張する」⇔義務。

2 一定の利益を自分のために主張し、また、これを享受することができる法律上の能力。私権と公権とに分かれる。「店の権利を譲る」⇔義務。→ライツ(rights)

3 権勢と利益。


と言うことで、一般的な通義意味はこれでいいと思うがそこから更に一歩踏み込む。

権利とは、潜在的行動が社会将来的に確約された概念の固着的概念枠である。

自分でも自分が書いた上記の一文を読み返して頭がクラクラしてきたが、まあ悪文と言うのはこういうものなのだろう。
いきなり難しい話になったので、上記一文を書いてしまったことを反省しながら、これを解説する。

歴史的には社会が個人を抑圧し、弾圧してきたことの繰り返しであって、そこでようやっと社会での個人という人間がこう思い始めた。

「○○を行いたい、と言う人間の理念上の欲求を通せないのは、社会理念、社会通義的に考えておかしい。
 例えば、本を出版したいだとか、あの職業につきたいだとか、あの場所に行きたいだとか、新聞を発行したいだとか、団体を作りたいだとか、広場で三人以上で集まりたいだとか、そういう行為を社会に制限にかけられているのはおかしい。
 こう言うのはだんだんと、「酒をたらふく飲みたい」だとか「あの服がほしい」だとか段々と私利私欲へ走っていくが、その「どこまで自分の意思を社会の中で通して良いか」と言う基準がなかなかつけることが難しくなってくる。
 無論、他人に迷惑をかけたりするのはまずいが、自分の責任の範囲だったら、そして他人に迷惑をかけなければそれでいいんじゃないか。ひとまずここが最低ラインだから、それをちょっと定義しておこう。
 
 その個人が持つ自由行動性は、社会に剥奪されず個人に確保されるべきであるし、社会は剥奪すべきではない。
 個人は自由行動性を求めるべきであるし、社会は自由行動性を与えるべし、というのが社会上あるべき人間の姿である。
 そうでなければ人間は束縛・抑圧されたままで、社会の発展は望むべくもないだろう。

 また、それと同時に、自由行動性を与えられた後、その行動の方向性は無限に確保されるべきだ。個人はそれを求め、社会はそれを与えるべきである。それでこそ、人間の新しい社会と発展が望めるだろう。逆に言えば、それが確保されなければ新しい社会、改善された未来、発展した将来は、その政治体制の中にある人間には与えられないし、個人はそれらを得られない。」

上記では権利を自由の確保、とりわけ社会からの弾圧を除外すべきと言う自由行動性の確保と、その後の無限方向性の確保と言う二段階の論になっている。

具体的に考えてみよう。
旧ソで資本主義を研究している学者が「資本主義は素晴らしい」と発表してしまったとしよう。
そこで政府はその学者を捉えてシベリア送りにする。学者個人や、その他の学者たちはそれに怯えて経済主義に関する話をしなくなってしまった。これが「自由行動性の確保」ができていないと言うことになる。
それと共に、裁判所は「資本主義礼賛ではなく、共産主義礼賛であるならば研究を続けても良い」と条件を与えた。無限方向性の確保が無いといことになる。

学者は幾重の裁判に奇跡的にようやっと勝ち、自由に発言して良いことになった。
これが「自由行動性の確保」と言うことになる。

その後学者は、当初の裁判所の要求にあった条件を気にせず、引き続き資本主義の肯定的研究を行うことになるとする。
「無限方向性の確保」ができたと言うことになる。

簡単に言えば、ゼロから1に変化したのが「自由行動性の確保」、1から数量と方向性を与えられたのが「無限方向性の確保」と言うことになろう。
もう少し難しく言えば、無から有になったのが「自由行動性の確保」、有の状態のスカラー値から長さと方向性のベクトル値に変化したのが「無限方向性の確保」と言うことになる。
このベクトル値が折り重なって、多重的、総合的に積み上がっているのが現代社会であるとも言える。

この数学的動態を人が、その構成要素の個として潜在的に欲求し、社会の将来を構築する上で、社会理念上、概念として確保すべき、と考えた結果の概念そのものが権利となる。
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