私にも幼少期と言うものがある。
子供は色々なタイプがいるが、私はどちらかというと鈍重なタイプであり、利発的でも能動的でも行動力があるわけでもなかった。
そんな自分はどうにも自分の能力にコンプレックスを抱えていた。
そして小さい頃から私は他の兄弟に、
「そっかー、〇〇(私)は□型(血液型)だからねー」
と言われて育った。
私はその言葉から、そうか、自分は血液型が□型だからできないのかと、具体的な対策を立ててそのコンプレックスを克服することなどなく、運命として嫌々ながら受け入れていた。
今思えば兄弟の言葉はひどい言葉だ。
(よって20代の後半に、自分と同じ血液型で自信満々で能力も充分だった人に出会って、物凄くカルチャーショックを受けた覚えがある)。
そんな私は幼少の頃から自虐的に育てられたので、自分は世の中でダメな人間なんだと自己評価を低くして生きてきたのである。
そんなもんだから、自分は女性にモテないと言う自意識を持って動いていた。
いや、確かに小中の時代はその通りだったのだが、以降はその原型はあったにせよ、自分が考えるほどそんなでもなかったのではないか。
それを書いてみよう。
1.
結婚式二次会で、とある二十代前半の女性に、会話の途中で「えー、誰かいい人いたら紹介してよー」と言った。私なんかがその女性を誘ったら迷惑だと思ったからだ。しかしその女性は、そう言われた後に笑顔のままにすごく残念そうだった。
その時私はそれをスルーしていたのだが、あれは誘って欲しかったのと違うか。
2.
職場で四歳上の女性に、「二人でKの街に消えちゃおっか」と言われた。あれでついていったら今どうなってたんだろうか。
3.
缶ジュースを飲んでいたら、「それおいしいですよね。喉乾いた」と言ったので、「ん? 飲みたいの。いいよ飲んで」と言ってそのまま渡したらそれを飲んでた。
本当に嫌な相手だったら、なんのかんのと理屈つけて飲まんよな普通。
昔付き合っていた女性に、別れた後に電話をかけてしゃべって「今自分ってモテモテなんじゃないか? 」と言ったところ「そりゃ幻覚だよ」と言われたので、私はどのくらいモテなくて、どのくらいモテるのか、いまだによくわからない。
この他、何人かの女性とご飯には行ったのだったが、いずれも誰も私とくっつかなかった。
子供は色々なタイプがいるが、私はどちらかというと鈍重なタイプであり、利発的でも能動的でも行動力があるわけでもなかった。
そんな自分はどうにも自分の能力にコンプレックスを抱えていた。
そして小さい頃から私は他の兄弟に、
「そっかー、〇〇(私)は□型(血液型)だからねー」
と言われて育った。
私はその言葉から、そうか、自分は血液型が□型だからできないのかと、具体的な対策を立ててそのコンプレックスを克服することなどなく、運命として嫌々ながら受け入れていた。
今思えば兄弟の言葉はひどい言葉だ。
(よって20代の後半に、自分と同じ血液型で自信満々で能力も充分だった人に出会って、物凄くカルチャーショックを受けた覚えがある)。
そんな私は幼少の頃から自虐的に育てられたので、自分は世の中でダメな人間なんだと自己評価を低くして生きてきたのである。
そんなもんだから、自分は女性にモテないと言う自意識を持って動いていた。
いや、確かに小中の時代はその通りだったのだが、以降はその原型はあったにせよ、自分が考えるほどそんなでもなかったのではないか。
それを書いてみよう。
1.
結婚式二次会で、とある二十代前半の女性に、会話の途中で「えー、誰かいい人いたら紹介してよー」と言った。私なんかがその女性を誘ったら迷惑だと思ったからだ。しかしその女性は、そう言われた後に笑顔のままにすごく残念そうだった。
その時私はそれをスルーしていたのだが、あれは誘って欲しかったのと違うか。
2.
職場で四歳上の女性に、「二人でKの街に消えちゃおっか」と言われた。あれでついていったら今どうなってたんだろうか。
3.
缶ジュースを飲んでいたら、「それおいしいですよね。喉乾いた」と言ったので、「ん? 飲みたいの。いいよ飲んで」と言ってそのまま渡したらそれを飲んでた。
本当に嫌な相手だったら、なんのかんのと理屈つけて飲まんよな普通。
昔付き合っていた女性に、別れた後に電話をかけてしゃべって「今自分ってモテモテなんじゃないか? 」と言ったところ「そりゃ幻覚だよ」と言われたので、私はどのくらいモテなくて、どのくらいモテるのか、いまだによくわからない。
この他、何人かの女性とご飯には行ったのだったが、いずれも誰も私とくっつかなかった。