ぶうさん家 (ぶうさんち)

五島列島の小値賀(おぢか)町に移住して16年目のぶうさんと 10年目の美保ちゃんの 日々の暮らしをつづります

10月18日(木曜日)

2012-10-18 17:47:07 | Weblog
台風21号の影響で 強い北風が吹いています
夕方の 佐世保から小値賀に向かう高速船もフェリーも欠航です
夜中の 博多発のフェリーは出るようですが 揺れるだろうなあ


後手後手に回っていますが 14日の 笛吹地区のおまつりの 「おのぼり」の様子を少々
今年は日曜日だったので 例年以上に盛り上がっていたような気がします

  
稚児行列と言うのでしょうか
この1年間に生まれた子どもたちの行列です
Iさんの三つ子ちゃんもいます 
高齢化率が43%を超えている小値賀ですが 次の時代を担う子どもたちも 決して少なくありません

この行列の後は 町内会ごとや 有志による団体の 踊りのパレードです


  
小値賀の小中学生(たぶん)
がんばって練習した甲斐がありました


      
「ちかどん屋」さんの 「しば天踊り」
すもうが大好きな妖怪の踊り だそうです
うーん
みほちんもいます
五島列島の他の島から うちのまつりの時にも来てほしい と オファーがあったとか ないとか・・・・


    
長崎県では やっぱり「龍おどり」(じゃおどり)が おまつりにはつきものです


  
保育園&幼稚園の子どもたちと親も 踊りました


  
こんな団体も・・・・


  
ミョーに 板についてるT姫です


      
笛吹地区のひとつの町内会の 老人会のメンバー 
若い人も混じっていたようですが 中には80歳を超える人もいたようです
「酋長の娘」
若かりし頃の歌謡曲ですね
ぼくの中では 今年の最優秀賞でした
(コンクールではありませんが)


  

島が たぶん一番にぎわう日 
お天気で良かったね

  



16日は わが浜津郷の 浜津神社のおまつりの日
我が家も 浜津に暮らし始めて7年目で 初めて おまつり(人寄せ)をしました
   
こんな感じ
嵐の前のなんとやら・・・・

17時半頃からお客様が集まりはじめ 終わったのは午前2時過ぎ
楽しい時間を過ごせました
いらしてくださった皆様 ありがとうございました
また来年も したいなぁ



で 昨日は 友人宅で 「後のまつり」
残ったお料理とお酒で お疲れさん会
ウコンの力を借りないと 身体がもたないかもなぁ


漁師の友人から 網に奇妙な二枚貝がかかったけどいらないか と連絡があり さっそく参上
食べるなら まずは猫に食わしてから・・・・
と言われました
そうだよなぁ

   
ずっしりと 重たい
なんと 1.2kg

食べられるか貝かどうかネットで調べ まあ食べられるんじゃないか と判断
毒のある貝は ほぼ限られているから あとはおいしいか おいしくないかです

勇気を待って 調理開始

  
開いてみると ほぼホタテ貝と同じ感じ
こりゃ 食えそうだ

  
ウロをとって バター焼きにしました
ホントは 刺身で食べたかったけど その勇気はちょっとなかった

貝柱は ホタテ以上に身が締まり 味も濃く かなりの ソートーの美味でした

ウミギク貝
やはり生食できるようです
お勧めです 


10月12日(金曜日)

2012-10-12 17:52:31 | Weblog
「まつり」の季節です
今日は 小値賀の中心部 「笛吹」(ふえふき)地区にある六社神社の 「おくだり」
海の近くにある神社の支店みたいなところ (ボキャブラリー不足ですね) まで お神輿が下ります
  


獅子舞
  


中学生による 寅舞
  


主に商店街の人の チンドン屋「ちかどん屋」さん
  

背中にメンバーのお店等の宣伝を掲げています
  

こんなかわいい子の姿も
  


14日が 「おのぼり」
この日が まつりのメインイベント
みほちんも参加します


ぼくらの住む 「浜津」(はまづ)のまつりは16日
神社で神事はありますが その他のイベントは特になし
多くの家庭では 飲んで食っての宴会が行われます
誰が参加しようと まったく自由
もちろん会費もなし
人によっては何軒もハシゴして ヘロヘロになっています
地区ごとに日にちが決まっていて それがほぼ毎日のように続くので 飲み疲れた顔の人たちもチラホラ見受けます
6日から22日まで
一年で いちばん楽しい季節です
ふだん なかなか話すことができない人たちとも 親しくなれる 穏やかな季節です


我が家も みほちんが小値賀にやってきてから初めて 「まつり」の宴を開きます
あまり贅沢な料理はできませんが アルコールはたっぷり用意しますので このブログを見た皆さま ぜひお出かけください
18時頃から ボチボチ始めます
家の場所が分からない人は 浜津の「江川酒店」で聞いてくださいね


10月11日(木曜日)

2012-10-11 18:33:48 | Weblog
ずっと続いていた北東の風が ときおり北西の風に変わり 空気も冷たくなってきました
日差しは相変わらずかなり強いけど かいた汗もすぐに乾く とても気持ちの良い季節です

奥の畑のプラム(?)の木は 先日の台風でほとんど葉が落ちてしまいましたが 元気に快復
春のように花が咲き 新芽が萌えています
  
これから冬に向かって もう一度落葉するのは 木にとって もしかしたら大きな負担になるのかもしれません


海の色は 明らかに夏の色とは違っています
  
小値賀の西の果てに近い 帆揚瀬 (ほあげせ) と 倉島
東シナ海をこのまま北西に進めば 中国です
小値賀は 国境の町でもあります

10月3日(水曜日)

2012-10-03 20:28:44 | Weblog
今年も 友人のご協力のもと 味噌を仕込みました
「ご協力」と言いながら 麦に麹をつけて発酵させるまで4日間 米は6日間
大豆を煮るのにまるまる半日
ぜーんぶお任せしてしまい 今日ぼくがした作業は 合わせて混ぜて樽に仕込むだけ・・・・
総行程の10%くらいしか参加していないけれど とりあえず自家製味噌の仕込みが今日終わりました

  

  

4か月くらいで食べられるようにはなりますが おいしくなるのは やはり夏を迎えてからのような気がします
去年からは多めに作っていて 年々寝かせていけば 50年物の味噌 なんかもできるはずですが たぶんその頃まで生きていないだろうなぁ



別の友人は 早朝にカマスをルアーで釣って 生きたまま届けてくれます
小値賀では 今の時期がカマスの旬
というか 今しか釣れない
一部の港に カマスの群れが入ります

干物にするのはぼくの仕事
半分は友人に渡し 半分はうちで消費
釣りたてのカマスを干物にすると 死後硬直が干してから始まるので こんな感じに反りかえって ミョー ですね
  
こういうのが 紛れもなく新鮮な魚を使った干物 の証拠です
ただ もしかすると 少し時間をおいてから干物にした方が 脂が身体に回って 旨みが増すかもしれません
釣りたての魚の干物は さっぱり系の味になるようです

もちろん 釣りたてのカマスの刺身も おいしいですよ
カマス独特の臭みもほとんど感じず 朝ごはんのおかずにもなっています

10月2日(火曜日)

2012-10-02 18:29:17 | Weblog
風向きが ころころ変わる一日でした
日差しは強く 日焼けが進みます
乾いた空気なので 汗はすぐにひき 畑仕事もだいぶ楽になりました
楽にはなったけど あまり捗らないのが不思議です


博多と五島を結ぶフェリー「太古」の上り便(博多行き)が小値賀に入港するところです
  

たまには 移動の手段としてではなく のんびりした旅の手段として 船旅を楽しみたいものですね


今日は蝉(ツクツクボウシ)の声は ぜんぜん聞くことができませんでした
昨日が最終日だったのかなぁ
昨日のは 「ツークーツークー ボーーーーシー・・・・・」と えらく間延びした啼き方で 彼の人(蝉)生の最期の声だったのかもしれないなぁ

ときおり ウグイスがなんとなくはっきりしない啼き方で啼いています
ぼくらと一緒に 島でこの冬を乗り越える仲間です