テニスと読書とデッサンと!

まだ間に合ううちに。

南極西部の棚氷(※)から”奇妙な歌”が聞こえると

話題になったのは2018年11月のこと。

今朝の読売新聞の編集手帳欄でも取り上げられていたけれど

この奇妙な歌の正体は氷の融解と

風による氷表面の振動が原因らしい。

気温が0度以上に上昇して万年雪が溶け始めると

音波が遅くなり周波数のピッチも下がる。

逆に氷点下に戻ると再び凍るけれど

そのピッチは溶ける前とは同じにならない。

南極の氷床が完全に融解すると

海水の熱膨張も手伝って海面は最大82メートルも

上昇すると科学者たちは試算しています。

 

地球温暖化の原因は主に温室効果ガス。

二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロン類など。

全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)によると

現在の地球の平均気温は14度前後だけれど、

もし大気中に水蒸気と温室効果ガスがなければ

マイナス19度くらいになるらしいです。

陽光は地球の大気を素通りして地表を温め、

地表から放射される熱を温室効果ガスが

閉じ込めてしまうことで気温が上昇する、

それが地球温暖化の主な原因とのこと。

二酸化炭素を吸収し酸素を作り出す貴重な森林も

伐採や山火事で減少傾向が甚だしい。

 

グラスゴーで開かれている気候変動会議(COP26)で

この危機を感じながらも各国々は

なかなか一枚岩になって対策を講じようとしていない。

雲隠れや責任の擦り合いで話はまとまらず、

自国の経済を優先する主張が際立っている。

こと日本に関しても他国のことは言えない。

議長国の英国が先進国に30年までに

石炭火力の廃止を求めているのに対し

日本は30年度に電力の19%を石炭で賄うという。

 

もしかしたら南極で聞こえる奇妙な歌は

南極だけにとどまらず地球の彼方此方からも

もうとっくに聞こえているのかも知れない。

その歌声が本当に聞こえないのか、聞こうとしないのか、

あるいは聞く耳を持とうとしないのか。

奇妙な歌声がシャウトに変わる前に

今できることを直ちに行う、もうそういう段階だと思う。

海面が上昇したらエラ呼吸で生きていけばいい、

指導者たちがそんな結論を選びそうでとても怖い。

 

※棚氷(たなごおり):陸上の氷河や氷床が海に押し出され、

陸上から連結して洋上にある氷のこと。

 

昼休み中に急いで書いたものなので

内容に自信がありません。

ご指摘いただければ修正します。

 

写真は狂い咲きしたツツジ。


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