テニスと読書とデッサンと!

自分会議。

いま、大事なのはそっちじゃないよ、と
もうひとりの私が言う。
そっちってどっち?と、私が尋ねたら
キミが選ぼうとしているほうさ、と、また別の私が
もうひとりの私の背中から顔を出して言う。
もうひとりの私とまた別の私は
どうやら結託しているみたいだ。
そうは言ってもこっちだって大切なんだ、と
ふたりの私を相手に私が反論する。
そうかも知れないけれど
優先順位から言えばこっちのほうが
大事なんじゃないかしら?
と、女装した私が私を諭すように言う。
女装した私?
あちら側の私がとうとう3人になった。
どうしてみんなあちら側なんだ?
こちら側にも誰か登場させてくれよ。
それならおじいちゃんになったあなたを
あなたにつけてあげるわ、と
女装した私が面倒くさそうに言う
それはありがたいけど
おじいちゃんになった私って
ちょっと頼りない気がするよ、と
私がうっかり口を滑らせると
無礼者め!私を年寄りだと思って
バカにするな!と
おじいちゃんになった私が
目をむきながら私の目の前に現れた。
じゃあ、おじいちゃんになった私の
意見を聞かせて?と私が尋ねると
おじいちゃんになった私はこう言った。
お前が思う通りのほうを選べばいい。
月日が経てばお前が選ばなかったほうを
選ぶときが必ずくるから。
私はその言葉を聞いて胸が熱くなった。
ありがとう、と
私はおじいちゃんになった私に言った。
するとパラパラとまばらな音が聞こえた。
心の目をそちらに向けると
もうひとりの私とまた別の私、
さらには女装した私が私のほうを見て
拍手しながら微笑んでいた。
どういうこと?
あっちじゃなくそっちを選んだのに。
議論は必要だろ?と、もうひとりの私。
重要なことを決めるときは
慎重にならなくちゃね、とまた別の私。
そして、一度決めたことは曲げちゃダメよ、と
女装した私がウインクした。
ちょっと気持ち悪い。
だけどなんとなく吹っ切れた気がする。
いつかあっちを選ぶチャンスが巡ってくるさ。

そのときがくるのを楽しみにしていなよ。
うん。みんな、ありがと!

※久しぶりに焼きうどんを作ってみました。
すごく美味しい。さすが私です。
自社のブログ、更新中(笑)。


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