テニスと読書とデッサンと!

ずっと変わらぬ美しさ。

仕事の合間に目が疲れたので

3階に上がってバルコニーから

空を眺めたら東の空に

月が一所懸命に輝いていました。

薄い雲がかかっていたためか

輪郭が少しボヤけていたけれど

眺めているうちに心なしか

疲れが取れたような気がしました。

こんなに寒くても月は太陽から

光をもらって輝いているんですね。

なにで読んだか忘れましたが、

月が美しいと感じるのは

誰のものでもないからなんですって。

そのことを思い出して

なるほどなぁって思いました。

月齢表を見ると明日が満月らしい。

明日もたぶん忙しいけれど、

月を眺める余裕はもっていたい。

 

天の原 ふりさけ見れば 春日なる

三笠の山に 出し月かも

 

阿倍仲麻呂(仲麿)

 

阿倍仲麻呂は19歳で唐に渡り、

40歳くらいまで玄宗皇帝に仕え、

やっと帰国を許されるも船が難破し

ベトナムに漂着。

そこから再び唐に戻れたのですが、

ついに日本に帰ることはかなわなかった。

 

この歌は遣唐船で日本に向かう時に

満月を眺めて詠まれた歌らしいですね。

阿倍仲麻呂にとっては希望の月で

あったのかも知れません。

 

※私のスマホではこの程度しか撮れません。

私のブログを目にしたら仲麻呂は顔を顰めそうです。


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コメント一覧

boomooren5933
@macaronteaparty まかろんさん、
コメントをありがとうございます。
なんの取り柄もない私なので、
せめて落ち着きとか余裕くらい
持っていようと思ってみたものの、
これってよく考えたらいちばん
むつかしいことのひとつかも知れませんね。
"落ち着き"が駅のキヨスクあたりに
売っていたらこの季節、
売れそうな気がします(笑)。
macaronteaparty
ブーさん、素敵な記事ですね。
私も心忙しない気持ちでいましたが、ブーさんのいろいろな感慨を
読んで、ちょっと立ち止まる気持ちになりました😊

>月が美しいと感じるのは
>誰のものでもないからなんですって。

初めて聞きました!
そして言われてみればそうかもしれません😳

人間の知覚の不思議を感じました。
今日の満月をそう思ってみてみます。

仲麻呂さんは顔しかめないと思いますよ〜。👋

この12月に、ちょっと立ち止まられせてくれる、良い記事だったと思います。
心配なこと、うまくいかないことがいっぱいの世の中ですが、
心穏やかに年末をお過ごしください。😊(まかろん)
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