プルン！

"どんなに遠い夢だって

可能性を信じている限り

それは手の届くところにある"

ヘルマン・ヘッセ

信じることは大切ですね。

ほかに大切なことなんて

なにもないような気さえします。

信じるということは

疑いたくなる気持ちに

打ち勝つことではなく、

疑う心を捨ててしまうこと

自らの魂を他者に預けてしまうこと

そんな感覚かも知れません。

一昨日のよく晴れ渡った夕刻の空、

それをしばらく見上げていました。

夕焼けは信じる気持ちを

とっても強くするみたい。

しばらく眺めていたら

どうしてだか分かりませんが

胸がいっぱいになりました。

そしていつか夢に出てきた

あの色鮮やかな美しいイースターエッグが

急に私の身体の中で蘇ったのです、

ひょっこりと。

それはなにか素敵なタイミングを告げる

やさしい合図のように私の中で

プルンと一度だけ小さく強く震えました。

いや、震えるような感覚に

襲われただけかも知れない。

それでもあのイースターエッグは

やっぱり私の中に潜んでいた、

そのことに私は嬉しい驚きを感じます。

美しい夕焼けをただなんとなく

見上げていただけなのに・・・