感情の火元をながめる

2012年08月06日 | 織田信長のこと
織田信長は各地で発生する一揆の鎮圧に手を焼いていました。

一揆をしらみつぶしに相手にしたのでは、きりがありません。



それはまるで

「火事の映っている遠い壁や塀に水をそそいでいるようなもの」でした。(引用元『新書太閤記(四)』)



火事の火元をつきとめる必要があります。

信長は火元をつきとめ、つぶしました。



そんな信長をみて思いました。

感情のことです。

「ぼくは壁に水をかけていないだろうか?」



自分自身が感情にコントロールされそうなとき。

感情の火元を見つけてみようって思いました。

感情にふりまわされて壁に水をかけるのではなく、火元を探してみようって。



火元を見つけて、どうするか。

必要なら、水をかけて消そうとするかも知れません。



でもなるべくなら、

「ああ、これが火元なんだなぁ」って、火のあたたかみを眺めてみたいと思います。

織田信長の逸話


最新の画像もっと見る