家臣のごきげんをとる信長

2011年08月13日 | 織田信長のこと
織田信長のひっこしの話です。

信長もたまには家臣に気を遣います。



信長は本拠地を、清州から小牧山に移そうと考えました。

でも、家臣たちは清州になじんでいます。

反対されるのは目に見えていました。



そこで信長は…

まず小牧山ではなく、二宮という土地へのひっこしを命じました。

二宮は、本拠地としてはとても不便なところだったといいます。



家臣たちは「そんな不便なところには行きたくない」とびっくりしました。

信長は「それなら、小牧山にひっこそう」と言います。

家臣たちは「二宮よりは便利だ!」といって命令を受け入れたそうです。



あの信長も、家臣たちのごきげんを損ねないように気を使っていた、という話でした。

信長もいろいろ大変ですね。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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