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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

Y

2020-01-21 | 吉本ばなな

吉本ばなな
『哀しい予感』★★

未読本が山積みなんだけど・・
江國香織に続くMy本棚からチョイス★
何度目かの再読
『N.P』かこの『哀しい予感』か。

 

昔はしっくりきていたから再読を重ねたけど、
今は逆に遠い世界のように思えてしまった。
こういうパターンもあるのね。
大体歳を重ねてから過去読んだ本を再読して、感銘を受けることが多々
この『哀しい予感』主人公が19歳という年齢だからかもしれない(10代最後はとても貴重)
書いている本人は別でも、そこに寄り添っているわけで。
新鮮な気持ちで恋愛に向き合えないところまで来てしまったからかもしれない。
いつか一回りするんだろうけど。
歳と共に帰化するということ。

 

こちら文庫版で、それでいて新装版なのか?
著者の内部事情が垣間見えるけど、そこを煩わしく感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




待ち焦がれるこの想い。
どうしてくれよう?(笑)

もっと素直に生きたいけれど、そうもゆかないご関係
どうなってゆくのでしょう?

 

「今週会える日はありますか?」


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E

2020-01-20 | 江國香織

江國香織
『思いわずらうことなく愉しく生きよ』★★★

前回の『薔薇の木・・』に似ているような気がする。
今回は三姉妹が主人公
麻子、治子、育子
自然と気持ちが誰かに偏るかと思えば、そんなこともなく。
小出しに少しずつ読んでゆく内に勇気をもらえた。
世間体からズレていても、別によいじゃないってね。

楽しく揺れる心はどこにも定まらない。
先週末の手つなぎの意味を少しだけ考えてみる。
ホント恋愛には事欠かないなぁ
独りに重しを乗せるより、今が絶妙な感じに思えてならない。

ただ「もぅ逢わない方がよいかも・・」と思ったのは確か。

多分このあたりまでが楽しい?

既に遅いかな。

 

 

---

 

「ママに会ってるか?」
そう訊いた父親の額のしわを、育子はなつかしくみつめる。考えてみれば、このひとは若いころから額にしわがあったな。ゴルフやテニスが好きなために年中日にやけている。と思っていた皮膚は、いまも赤錆色だがそれはおそらく酒やけだろう。

 

---

抜粋したこの文章を送ってみようと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンプーでふわもこ







デカッ 超癒し!


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富士山を探す

2020-01-19 | FUJIFILM X-A1(B)




意識して見ないとわからない偉大な富士














船に揺られて思ったより遠くまで運ばれた。
















海鮮食べて帰りましょ♪
海岸線は言わずと渋滞
東名も毎度の渋滞
第三京浜よねってGoogleマップを眺めつつ
江ノ島に戻る。

ホント昔は色々な人と来た。

まつばやしさん元気かな…

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稚児ヶ淵

2020-01-18 | FUJIFILM X-A1(B)

















墨っぽぃ
暖かな風が吹き抜ける夕景
















































色々なところで撮影する人達

そろそろ最終便が出ますよとのアナウンス

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2020/1/13

2020-01-18 | FUJIFILM X-A1(B)


























薄ぼんやり
まるで春のよう










波乗りしたいなぁ












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T

2020-01-17 | 翻訳物(ロシア文学)

トルストイ
訳:木村浩
『アンナ・カレーニナ(上)』★★★

何となくの再読(三度目?)
本当はウイスキーを飲みながら読みたいところ。
それも真夜中眠らずに。

 

するする進む冬読書(暖冬ですが)


---登場人物紹介---

*アンナ
題名のとおり主人公
ふくよかな美しい女性

*ヴロンスキー
アンナと恋に落ちる青年(言わずと不倫ですが)

*アレクセイ・カレーニン
アンナの夫

*オブロンスキー
アンナの兄 私的にも好印象(浮気してますが)

*ドリイ
オブロンスキーの妻

*リョーヴィン
第二の主人公とも言える農場主

*キチイ
ヴロンスキーの婚約者?だが・・(思い込みこわっ)

 

--------以上 

この主要な人物達の内面を読み解くが如し物語は進む。

 

感情的喜劇だわ!!!

人の難解な内面内情を文字に著す難しさ。
以前読んだ訳本はより読みやすい新装版だった。

https://blog.goo.ne.jp/bookook/e/7e7318d602d42eec12e13cd7bef0d3fa


しかし今回の訳本もしっくりきたし、難解とは思わなかった。
木村浩さんの訳本を調べると唯一ドストエフスキー『貧しき人びと 』を読了
ロシア文学・・中々新たに手に取ることは難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







週末は久々に葉山の海をお散歩しようとお出かけ。
あまりにもよいお天気で(1月ですよ!?)外読書してみた。
ちょうどバッグの中に入っていたのが『アンナ・カレーニナ』
異世界(笑)
冬の暖かな海を臨む堤防にもたれ、ロシアの寒々しい世界へ。

 

*3枚の写真の共通点は「富士山」 見えますか?暖冬じゃなかったらくっきり見えたはず。

 

 


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M

2020-01-16 | 美しき廃墟

マツモトケイイチロウ
『BATTLESHIP ISLAND 軍艦島』★★

会社帰りに三省堂で待ち合わせ。
そこで目についた写真集

 

不思議なことにその週末、吉祥寺のバーでの会話
気になる行ってみたい場所に端島を出したら、
それを聞いたマスターから渡されたのは廃墟本
!!!
いやー初めて分かり合える人に出逢った。

 

 

廃墟の何が好き?
その隣で興味なさそうに問われた問いに上手く答えられなかった。
感性 感覚 なぜか惹かれてしまう。

酔っ払いの戯言ではなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

もやもやしているのはわたしだけじゃなし。
いつまでたっても成長しない。
プライドが邪魔をする!?
誘われてなんぼと思ってしまう。
「断らないオンナ」
次回のお約束を取り付けて安心

プレゼントし甲斐がある人
それを投資と呼ぶ投資家のメールFB
持ちつ持たれつな関係

中央線沿いにやっと馴染んできた。

 

 

 

同タイミングで入社した人の転職話(まだ内緒!)
「同じ職場に5年もいるから」
「新しい職場でチャレンジしたい」とのこと。
まだ5年と思うか、もう5年と思うか分かれるところ。
わたしなんて異動からの新規一転から吸収合併やらでトータル13年よ。

でも、まだここにいたい。


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Y

2020-01-15 | 作家別諸々(や行)

米澤穂信
『ボトルネック』★★★+

 

過去交換読書でこの方の『王とサーカス』を薦められた。
そこから『満願』『インシテミル』など知る機会があった。
ただ読むまでには至らなく、今回手に取ったのがコレ
全然関係ない『ボトルネック』


ぱらりと冒頭を読んで東尋坊が出てきたのが気になり、
結構前に旅した場所だけど一乗谷も含め、私にとっては想い出深い場所
福井在住のお友達との日々のやり取り。
『王とサーカス』を読んでいたゴルフ仲間は思えば金沢出身

 

今までにない空間設定と、先が読めない展開に地味にじんわりきた(ってことで+)
さぁ知られざるパラレルワールドへ。

最初くどいかなって思わなくもなかったけど、
こういう会話から成り立つゆったりと進む物語もおもしろい。

個性が輝く作家さん

 

 


自分に正直に生きる。
出来るようで出来ない?
出来ているようで出来ていない?

 

死が与える影響

なぜか現世はそうだけど、案外広い意味で捉えるとどうなんだろう?

突然の死は誰にでも訪れる。


相手に委ねるラスト ねぇどう思う?

 

 

 

 

 

 

 

 




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Y

2020-01-14 | 吉田修一

吉田修一
『国宝 (下)  花道篇』★★★

上巻の勢いのまま下巻へ突入
しかし失速・・(残念ながら)上巻の高揚感が期待へ繋がりそれが続かなかった。
ほぼながら読みとなってしまった。
この方の作風でよいなと思うのは、大きな出来事を過大に描かないところ。
父の死の真相がどう伝わるのか気になっていたのに、途中忘れてしまったぐらい。
日常ってそう淡々と過ぎてゆく気がする。

 

ネタバレ的に色々な情報を収集すると(別にしなくてもよんだけど)
執筆にあたり、歌舞伎役者の四代目中村鴈治郎(当時、五代目中村翫雀)に教えを請い、
全国の劇場を一緒に回り、ときには黒衣となって役者の呼吸を感じとったらしい。
うむスゴイ情熱!


「観客としてではなく、舞台の内から外を見られたのが大きな支えになった」

モデルは誰?それは言うまでもないことかもしれない。
本人がモデルとかというネタも(笑)

 

そのツーショットを発見☆

 

 

 

次は何を描くのかなぁ
期待は高まる。

 

 

 

 


---オーディブル版 『国宝』--------

国宝 (上) 青春篇
Audible: https://www.audible.co.jp/pd/B0827VPNPD
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0827W5QN6

国宝 (下) 花道篇
Audible: https://www.audible.co.jp/pd/B0827W6RFT
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B0827WKNWQ

 


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健軍神社

2020-01-13 | FUJIFILM X-A1
 






大鳥居から続く緩やかな登りの長い参道
八丁馬場と呼ばれ、加藤清正が馬の調練路として造り、後に奉納したそう。
出た!清正公!
 
埋まる鳥居…変じゃなぃ?くぐれる?
 
 
 


立派な桜門を隠さないための配慮として
意図的に小さく造られているそう。
 
信号こそ邪魔…
 
 
 


昔は「たけみや」と言われ、
のちに「けんぐん」と読まれるように。
熊本最古の神社だけあって迫力!
 
 
 



 
 
 
 


朝の清々しい空気の中
 
 
 
 
 
 
 
 




日の出を見てのお散歩でした。
 
 
 
おみくじは、
「神様、今、私に一番必要な言葉を頂けますでしょうか?よろしくお願いします」
そう静かに心で願って引くといいそう。

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