川上未映子
『魔法飛行』★★
久々に風邪をひき、真夜中に目が覚めての何となく手にした。
何も考えず読み飛ばす読み飛ばす。
飛行しているようかのように活字が飛ばされてゆく。
意味はない。
ただ勢いよく追う。
悲しみというのは何度出会っても遠慮がないと思うのだ。
毎日、ほとんど毎日届けられる郵便物の向こうに、切手を貼り、そしてその目的を知っている人がかならずひとりはいることを、えんえん封を開けながらぼんやりそんなことを考える、
人間関係のゆるやかな消滅の予感が無駄に心地よく、これって時期的なものなのかな、それとも当然のことなのかなあ。
『十七歳のカルテ』
読み切れず電車の移動中にも読む。
活字が茶色に見えてドキッ!
疲れ目 この瞼の痙攣は重症みたい。
それとも大江戸線の蛍光灯のせい?
陽の光りの元 確認したら茶色だった ホッ
しかし町田康とつながりがあるのには驚き(笑)
またお次も川上未映子
今夜はシチューが食べたいな。
週末はじっくり梨木さんを読むんだ☆