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K

2014-03-01 | エッセイ、旅行記


川上未映子
『魔法飛行』★★

久々に風邪をひき、真夜中に目が覚めての何となく手にした。
何も考えず読み飛ばす読み飛ばす。
飛行しているようかのように活字が飛ばされてゆく。
意味はない。
ただ勢いよく追う。



悲しみというのは何度出会っても遠慮がないと思うのだ。

毎日、ほとんど毎日届けられる郵便物の向こうに、切手を貼り、そしてその目的を知っている人がかならずひとりはいることを、えんえん封を開けながらぼんやりそんなことを考える、

人間関係のゆるやかな消滅の予感が無駄に心地よく、これって時期的なものなのかな、それとも当然のことなのかなあ。

『十七歳のカルテ』



読み切れず電車の移動中にも読む。
活字が茶色に見えてドキッ!
疲れ目 この瞼の痙攣は重症みたい。
それとも大江戸線の蛍光灯のせい?
陽の光りの元 確認したら茶色だった ホッ



しかし町田康とつながりがあるのには驚き(笑)
またお次も川上未映子

今夜はシチューが食べたいな。



週末はじっくり梨木さんを読むんだ☆

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