◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

U

2019-10-28 | 宇江佐真理(お江戸物語)



宇江佐真理
『聞き屋与平 江戸夜咄草』★★★


こちらも初期作品
「お話、聞きます」とある商家の通用口に、男がひっそり座る。
ご隠居が始めた聞き屋
そこへ老若男女 色々な人達が一時を過ごしてゆく。
聞き料はお客様の気持ち次第
そこでどんなお話が語られてゆくのか。

実際今でも新宿の裏路地あたりにありそう?
ビッグカメラ裏の占いは毎度若い女子が並んでる。
誰しも悩みを抱えている(まぁそこは恋愛ね)

宇江佐作品を何作か読んできて感じる身近な「死」
主人公が亡くなるお話も何作かあり、死後の状況も語られている。

子供ゴコロに死について考えた時、とてつもない恐怖に襲われた。
自分のこの意識が消滅する、この世から消えてしまう。
今はそんなどうしようもない恐ろしさみたいなものはなく、
眠っている延長線上に死があると思っている。
夜いつものように眠りそのまま目覚めないのが理想
何度か死にかけたことがあるから、命を繋いだ感がある。
既にあの時死んでいたんだ。
生死観を考えると日々のくだらない悩みがどうでもよくなる?(いやよくないけど!)
命あればこそ。
健康であればこそ。

最近多いなと感じる連日の人身事故・・
色々な人を巻き込んで最後まで迷惑をかける「死」






























雰囲気よし居心地よし
そんなカフェを見つける嗅覚
くんくん

金策に走ることなんてないと思っていたんだけど・・
連休は熊本 今年は熊本に縁がある。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気晴らし | トップ | M »
最新の画像もっと見る