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2021-09-10 | 時代小説(お江戸物語)

 

藤沢周平
『蝉しぐれ㊦』★★★


 
新装版にて代表作を読む。
夏の終わりにぴったりな作品
 
ワクチン接種後の副反応様子見中に読む。
 
 
 
--------(抜粋)
 
 
 
海坂藩普請組牧家の跡取り・文四郎、15歳の初夏から物語は始まる。

隣家のふくとの淡い恋、小和田逸平・島崎与之助らとの友情、突然一家を襲う悲運と忍苦――。

苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を描き、数多くある藤沢作品のなかで不動の人気ナンバー1を誇る「蟬しぐれ」

時代を越えて読み継がれる、藤沢文学の金字塔



不遇感を抱えながら、一心に剣の稽古にはげむ文四郎。18歳の秋、神社の奉納試合でついに興津新之丞を破り、思いがけない人物より秘剣を伝授される。前途に光が射しはじめるなか、妻をめとり城勤めに精をだす日々。そこへ江戸にいるお福さまの消息が届く―。
 
 
--------
 
下巻は予想通りと言うか・・
記載した通り表紙から嗅ぎ取ってしまった。

想いあった男女はいつか結ばれる。
 
 
 






 
お江戸物語を読む、時代劇を見る。
その度に身分制度の壁を実感させられるけど、明確でよいと思う気持ちもある。
生まれついた運 どうすることもできない格差
自由を謳歌出来る現代との対比
今はどこへでもゆけるし、何にでもチャレンジ出来る。
それも年齢をある程度重ねてもね。

死生観の違い、何より江戸時代は寿命が短し。
人が元々持った寿命を全うしているとも言う。
本当に生きる力 生命力
 
その時代に生きるということ。









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