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2019-12-17 | 作家別諸々(さ行)

雫井脩介
『検察側の罪人㊦』★★★★

 

危ぶまれた?後半戦
思いもよらず盛り上がった。
一つ・・映画のキャストで検事役がキムタクと聞いて「ないない」
小説って自己イメージで成り立つ。
まぁエンターテイメントとして別の話
会社のジャニ好きなコに表紙を見せたら即「ニノですね」
さすがです(笑)
薦めてくれた知人にもメールしておいた「映画は機会があったら」
だって拘置所にいるキムタクですよ!?
映画では端折られてたりしてね。

 

とにかく上手く纏まり、突っ込みどころがあるにしてもスッキリ
傍観者だった上巻が、やはりヤメ検に寄り添ってしまった。
綺麗事だけじゃない。

 

裁判員制度について、もしその場にいたらどう判断するか?
動かぬ状況証拠の前に疑問に思うことなく信じてしまいそう・・

 

監視社会の今だからこそ足がつく。
Nシステムからは逃げられませんよ~!

 

完全犯罪なんてあり得ない。

 


バランスがヘンだと思ったら、装丁が上下ばらばらだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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